Incontrare persone-賢者の石- 鋼×HP (ページ6)

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ゴーストページ6

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「やぁやぁ皆さんグリフィンドールへようこそ」

話をしながら食べていると幽霊(ゴースト)達がやって来た

『ありがとうサーニコラス』

ﾛﾝ「僕知ってる！首なしニックだろ！」

ｻｰ「出来ればサーニコラスと呼んで貰いたい」

ロンが興奮したように言うものだからサーニコラスは自身の首をスっと外した

外したといっても皮一枚繋がっているのだが

ﾊｰ「！」

『大丈夫？』

ﾊｰ「え、えぇ」

それを見たハーマイオニーは見慣れない物(見慣れていたら困るが)を見たせいか心做しか顔色が悪くなった

「Aはグリフィンドールか」

『…あら、男爵』

スっとあまり人目に付かない所から出てきたのはスリザリンのゴースト血みどろ男爵

男爵「スリザリンだと思っていたが…残念だな」

男爵はそれだけ言うと何処かへと行ってしまった

豪勢な夕食を食べ終わったところで各々の寮へ行くよう指示された

グリフィンドールの先頭では先程挨拶を交わしたパーシーが仕切り先導しだした。

1年生は動く階段や喋る絵画に驚いたり興味をそそられていた

『(少し前の自分を見てるみたい)』

ホグワーツに来た頃は見るもの全てが珍しく驚きと楽しみに溢れていた

もちろんそれは今も変わらないが
やはり数日間過ごせば慣れるものだった

ワイワイと楽しそうに話しているハリー達を見守りながら歩いていると皆の足が止まった

もう寮はすぐそこだというのに、前の方で何やら揉めているのか進まない

ﾊﾘｰ「どうしたんだろう」

ﾛﾝ「さぁ？」

『ちょっと見てくるわね』

そう言うが早いかAは人集りをスっスっとすり抜け先頭へと出た

「通してやらないよー」

そこにはパーシーにむかって挑発を繰り広げる幽霊(ゴースト)のピーブスがいた

『…ピーブス』

ﾋﾟｰ「！」

Aがピーブスの名を呼ぶとゲッという顔をしこちらを向いた

『言いたいこと…分かるわよね？』

ニッコリという音が着きそうなくらい
笑を浮かべたAの顔を見てピーブスは頭が取れるんじゃ無いかと言うくらい頷き
すぐ様立ち去った

ﾊﾟｰｼｰ「…凄いな君は」

『たまたまですよ』

ﾊﾟｰｼｰ「いや、それにしても助かったよ」

『それはお役に立てたようで良かったです』

実のところピーブスとは皆がホグワーツへと来る前に出会っていた

他の生徒へするようにAにもイタズラを仕掛けてきたピーブスを完膚なきまでに叩きのめしたのだ

そして血みどろ男爵と意気投合したAにピーブスは逆らえないでいる