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A「てめっ起きろ!!離せーー!!」

神威「ん〜…えっ…なにしてんの…」


あんたのせいだろっ!!!
なにその寝込み襲われたような顔!腹立つんですけど!!!!




A「…殺してやる」

神威「俺だって吐き気がするよ」

A「もっかい入り直そうかな」

神威「俺の後阿伏兎が入ってったから色んな毛とか浮いてると思うよ」


湯気を纏ったパジャマ姿の団長が私の部屋で寛いでいる。
普段いがみ合ってはいるけど、幼い頃は同じ部屋で暮らしてたし、なんだかんだこういう機会はよくある。

私は団長を蹴落としたいだけで、神威に興味はないからね。


A「そういえば、地球に刀携えた団長が好きそうなのいましたよ」

神威「もしかして侍?俺も見つけたよ。夜王鳳仙を倒す程強い男」

A「え?鳳仙倒したの団長じゃないんですね」

神威「あのお侍さんを俺以外に殺させない様に俺が殺ったことになるみたいだけどね」

A「最低〜手柄横取りですか」

神威「見くびらないで欲しいねえ。あのエロジジイは殺すにも値しない程落ちてたよ」

A「へえ。あの夜兎の王が」

神威「それより、Aお酒飲めたんだね」

A「あぁ、はい、なんか割と強かったぽいです」

神威「ふーん、じゃあ俺と一杯どう?」

A「大人ぶらない方がいいですよ?」


きっと私に負けた気がしてるんだろうな。
こんなちっちゃいことで張り合うよりも力で張り合いたいものだけど。


神威「じゃじゃーん、こんな事もあろうかと阿伏兎の部屋からくすねた高そうなやつ〜計5本〜」

A「絶対後でネチネチ怒られますよ」


そん時はそん時さ、と呑気なことを言いながらグラスに注ぎ始める。


神威「俺の強さにカンパーイ」

A「私の下克上を祝ってカンパーイ」



A「さっき飲んだのとは違うけど、これはこれで美味しい」

神威「…」

A「どうしたんですか?やっぱり団長にはまだ早かったですか?」

神威「…」


嘲笑うと、思っていた反応とは逆に、お馴染みの貼り付けたような笑顔でこちらを見てきた。


神威「さあ、もっと飲んで飲んで♪女気見せてよ♪」

A「う"っ…」


瓶を無理やり押し込まれてガンガン飲ませてくる。
ちょ、流石に無理だって。


神威「はいイッキ!イッキ!アハハハハ」


こいつ…!あの一口で酔ってやがる…!

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作者名:ぺち | 作成日時:2021年2月22日 22時

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