7 ページ8
A「楽しかったですねー、短い時間でしたけど」
神威「もう来たくない…」
A「そんなこと言って〜。パパになったら子どもが連れてってーってうるさくなりますよ」
神威「子どもが出来るようなことしてないのに妄想を現実みたいに話すのやめてくんない?」
A「私はいつでもオッケーです!」
神威「そういうこと、あんま外で言わない方がいいよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
A「おっはよーございまーす☆」
神威「………なんでいるの」
A「今日から学校ですよ」
神威「いや、なんで布団に入ってるのか聞いてるんだけど」
A「余りにも寝顔が美しいので、、近くで見てました☆」
夏休みはあっという間に終わった。
神威先輩全然うち来てくれないから、先輩んち通いつめて、妙ちゃんと遊んで、とっても充実してました!!
A「痛い〜」
神威「このまま耳引きちぎられたくなかったら二度としないでね」
A「…先輩、目が怖いっす」
神威「阿伏兎ー、A家に入れる時は俺起こしてからにしてよ」
阿伏兎「俺が起こさなくて済むし、朝からチャイム連打されてうるせえし、両方片付いて一石二鳥だ」
簡単に身支度を整えた先輩の手を無理やり握って仲良く登校する。
最近分かったこと。先輩は意外とくっつき屋さんだ。
まあ全部私からなんだけど、嫌がる素振りを見せない。
ベタベタ引っ付いて暑苦しい、バカップルめ!と客観的に見たら思うだろう。
校門に近づくにつれ、外野のざわめく声が耳につく。
へへん、どうだ!お前らがくだらない夏休みを過ごしていた間に私達は青春を謳歌していたのだよ!
A「来月は文化祭ですね!一緒に周りましょうね」
神威「断っても付いてくるんだろ」
A「もちろんです!!」
今日は始業式の後クラスで出し物を決める。
去年ウケ狙いでメイド喫茶(男オンリー)でやってるクラスあったけど、先輩がメイドさんになったら…うへへ、まずはご主人様って呼んでもらってぇ、あっネコ耳も付けさせてぇ、恥ずかしがりながら萌え萌えキュンってやってもらってぇ…
A「でへへへへ」
阿伏兎「…コイツ顔は悪くねえけどよ、性格に難ありすぎじゃねえ?」
神威「人の女を悪くいうのは頂けないよ。殺しちゃうぞ」
阿伏兎「そーいうのは本人が聞いてる時に言ってやれよ」
神威「いいんだよ。俺らはこれで」
28人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぺち | 作成日時:2021年2月1日 17時