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神威「お前の友だち、ほんとお節介だね」

A「妙ちゃんの事ですか?」

神威「昨日偶然会って。お前はここで1人で住んでるから顔出してやれって煩かった」


妙ちゃん…!友だちになれて本当に本当に良かったよ!親友だよ!いや、心の友と書いて心友だよ!!


A「それで、会いたくなって来ちゃったんですか?」


ニヤニヤ舐め回すように見ると頭叩かれた。痛い。


神威「…ご飯食べに行こうと思って歩いてたら、たまたま通りかかっただけだよ」

A「素直じゃない先輩萌えます!ムービー撮ってもいいですか?!もう1回言って貰えます?!」

神威「お前といても、ムードもクソもないね」


早くご飯作ってよって私のベッドに横になる。
くぅ〜!生きててよかった!!
先輩の匂いがシーツに染み込んでいく…!
一生洗わない!うぅ!興奮する!

張り切ってご飯作っちゃう!


A「先輩のお家はどこなんですかー?」

神威「こっから20分くらいのところに阿伏兎と住んでるよ」

A「…なんだとぅーー?!?」

神威「あいつボンボンだからね。学業に専念できるようにっていいマンション用意されたんだって。俺は転がり込んだだけだけどねー」

A「なんと言う無駄遣い!金も、神威先輩も勿体ない!!」

神威「俺が勿体無いってなに」


私よりも先にあんなおっさんがおはようからおやすみまで、お風呂上がりの先輩の姿まで知っているだなんて…!


A「悔しい…殺してやる…」

神威「誰に嫉妬してんだか」


今度バイトで会ったら覚えとけよ。
料理は愛情だけを詰め込みたいから、ひとまずおっさんは頭の中で殺しておこう。

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作者名:ぺち | 作成日時:2021年2月1日 17時

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