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A「学校には来ないでよ!」
神威「元々居たんだしいいじゃん」
A「思えばそれも不思議だよね、神威は夜兎高だったのに」
神威「あ!あれあれちょっかい出しても無反応な奴」
彼が指した先には銀魂高校一の不良グループ。
高杉となんて入学してからこのかた話したことないよ。
神威「一瞬身体借りてもいい?」
A「無理無理無理!色んな意味で無理!」
神威「可能性は潰していかなきゃ」
A「うぅ…」
ずっと付き纏われるのはご免だし、早くこの現実離れした状況をなんとかしたい。
A「分かった。けど学校終わってからね」
教室へ向かう足が重い。霊障ではなく気持ちの問題なのがなんか腹立つ。
なんで私がこんな思いしなきゃいけないんだ。
神楽「よっす!」
A「うわぁ!びっくりした!」
神楽「失礼ネ、人をお化けみたいに」
A「う〜〜〜ん、ごめんねぇ〜?」
あなたの真横にお化けいます。
えげつない程近寄られてますよ。
神楽「汗すごいヨ?保健室行くアルカ?」
A「後輩が余計な心配しなくていい!!」
神楽「ハァ?」
虫を払うように手を振って神楽を教室まで送ってあげた。
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作者名:ぺち | 作成日時:2021年10月31日 18時