検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:3,706 hit

2 ページ3

教師「日直〜、これ捨てといて」

A「えー…はーい」


校舎裏のゴミ置き場。
人目につかないこの場所は、よく不良達が溜まっているからあんまり近寄りたくはない。
流石に放課後はいないみたいだけど。


A「…?」


誰もいないはずなのに、視線を感じて振り返ると、そこには、


A「ぇ…」


ガラの悪い座り方をする神威がいた。
あれ、私疲れてるのかな。幻でも見ちゃってるのかな。

そういえば、最後に会ったのはここだったな。
うちの学校の人達と喧嘩してる場に、同じ様にごみを捨てに来て。

やだなぁ。別に未練なんて無いのに、こんな錯覚を起こすなんて。


神威「…あり?俺のこと見えてる?」

A「!?」

神威「あはは、すごい驚いてる」

A「えっ?えっ、?」

神威「だーれも気付いてくれないから寂しかったよ」

A「だ、だって…あなたは……」


居るはずがない。彼は死んだんだ。


神威「顔真っ青だよ?大丈夫?」

A「有り得ない…」


へたり込む私に音もなく近寄るそれは、神威と言わざるを得ないくらい瓜二つで。


A「あ、悪霊退散ーー!!!」


とりあえず聞いたことある単語を叫んで全速力で家を目指した。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 神威
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぺち | 作成日時:2021年10月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。