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･
『今日はたくさん話したいことがあってね…』
私が魘夢の手を握ると魘夢は首を傾げた。
「……ねぇAー、暇ぁー」
すると突然童磨が後ろから私の肩に頬を擦り付けてきた。
いや、犬か。絶対飼います
そして魘夢は童磨をその瞳にとらえると少し肩をビクつかせ、一歩身を引いた。……何故。
『じゃあ三人で話そうか！
とっておきのお話があって……』
童磨を引き剥がし、逆に私が童磨のお腹にスリスリしてやると童磨が私の頭を優しく撫でる。
なんだただのイケメンか
「どんな話なの？」
私たちから5ｍ程離れたところで尋ねてきた魘夢。
……え、なんでそんなに距離を取ってるの？
何があったの？
っていうかそんなに距離を取られてるのに気が付かなかった、すごい。
『もうちょっと近づいてくれるかな…？』
「わかった。」
そして意外にも忠実だ。
『童磨も……』
振り返るといつの間にか童磨は居なくなっていて、見上げればニコニコと笑みを浮かべながら民家の屋根の上に座り込んでいた。
月よりも輝かしい……！()
『私達も行こうか』
魘夢の手を引っ張ると笑顔で頷いてくれた。
…私もこんな風に可愛くなりたいわ。
屋根まで飛んで童磨の隣に座ると魘夢もおずおずと私の隣に座る。
『童磨って犬っぽいけど猫みたいだね』
気が付いたら居なくなってるし、
マイペースだし。
性格は犬だけど行動は猫みたいな。
「どういうこと？俺って獣なの？」
『ある意味な』
ねー？魘夢？と私の隣に座る魘夢に話を振って見ると彼はまた肩をビクつかせた。
私何か怖がらせるような事したっけ…()
そして反対側からは「ふーん」とぶっきらぼうな返事が返ってくる。
あれ私、童磨にも何かしたっけ…？
少し機嫌が悪そうだからあまり触れないことにしよう
「話って？」
『最近あった事なんだけど……』
それでも私の話を楽しみにしていてくれたのか、
薄く笑顔を浮かべた魘夢が控えめに尋ねてきた
色々話すことはあったんだけど、
例えば…柱に会った事とか、童磨に簪を貰った事とか、毒で殺されそうになった事とか。
でも最近あった気になる事…
丁度童磨もいるし、この場を借りて聞いてみようかな？
『私、見てしまったんだ』
「何が？」
『童磨の寺院で寝泊まりしてた信者が夜、
徒党を組んで童磨の部屋に入っていくところを……』
しかも全員男。
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おもち(プロフ) - ゆめふひさん» そうなんですよッッッッ！！？下心丸出し仲間ですね！！！(o´艸`) (2019年12月16日 21時) (
レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆめふひ - 実はお互いに、鬼だから.........。と思っているけどその感情にきずいてないだけなんですね！！素敵(///ω///)抱かれたいわ(照)（いつもの下心） (2019年12月16日 21時) (レス) id: 027152ac96 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ももさん» わわわわかってくれたんですか……！！！？感激すぎる……ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ですよねですよね！！？(自分で言う)こんな童磨萌えるなぁと思いましてッッ！！！ (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
もも - 「取られたから」ってヤバイ!!(独占欲…)そんな素晴らしい言葉があったとは!! 離れた時間が愛を育てる感じがたまらないですね(>_<) (2019年12月16日 19時) (レス) id: 059a63c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - setuna7014さん» あぁぁぁあ！！！！(汚い高音)本当ですね！！！！間違えてます！！ありがとうございますッッ！！！！(〃▽〃) (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2019年12月1日 20時
