太宰治(黒の時代) ページ1
私はある方に呼び出されそこへ足を震わせながら向かっている。
「な、何を言われるんだろう…説教とか…殴られるとか…ぁぁぁ…」
なんて考えてるうちに目的地へ着いてしまった
(コンコン)「だ、太宰幹部、Aです…」
(太宰)「嗚呼、入り給え」
A 「失礼します…」
(太宰) 「・・・・・・・・・」
…先程から黙ってるけどどうしたんだろう…?
も、ももももしかしてクビにするために色々方法を考えてるとか…!?
(太宰) 「君さ、何で此処に呼び出されたかわかるかい?」
A「わからないです…」
(太宰) 「今から言う通りにして。話はその後にするから。」
A 「は、はい…」
太宰さんに「壁の前に立って」と言われたのでとりあえず壁の前に立った。
ドンッ
A 「っ…」
目の前には太宰さん、後ろには壁。
つまり壁ドン…
(太宰)「君さ…私のことだいぶ避けてるようだけど…
」
A 「す、すみません…」
(太宰) 「嗚呼、勘違いしてほしくないのだけど、私は悲しいのだよ。好きな子に避けられるのが1番辛いからね。」
え…?今、太宰さん何て言った…?
聞き間違えじゃなければ「好きな子」って言ったよね…?え?
(太宰) 「A、私のことそんなに嫌いかい?」
A「嫌いじゃないですっ!」
(太宰) 「じゃあ何でそんなに避けるんだい?」
言葉が詰まってしまった…でも正直に言えば太宰さんのことは「避けてる」というより「避けてしまう」が正しい。だからこそ急に話しかけられてあたふたして何処かへ逃げてしまう。
(太宰)「…A、この際だから言うよ。好きだ…付き合ってほしい」
A 「…!わ、私もずっと前から好きでした…///」
(太宰)「有難う…これからも宜しく…///」ギュ
A「こちらこそ…///」
チュ
A「んっ…!?」
(太宰)「口開けて…」
A「んぅ…ん…ぁ…」
流石に苦しすぎて彼のシャツを掴むと離してくれた
(太宰)「ふふ…A、可愛い…」
A 「〜///太宰さんのバカ…」
(太宰) 「そんな事言ってるとまたしちゃうよ?ニコ」
A 「うっ…ゴメンナサイ…」
(太宰)「判れば宜しい!」ナデナデ
(太宰) 「でもまぁ…次、私にこんな思いさせたらこんなんじゃあ済まさないよ…覚悟しておいてね…」(耳元)
こんなんで良かったのか…?
今まで見る側だったんだけど書く側は難しいね…
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作者名:水澪 | 作成日時:2018年1月24日 4時