検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:299 hit

太宰治(黒の時代) ページ1

私はある方に呼び出されそこへ足を震わせながら向かっている。

「な、何を言われるんだろう…説教とか…殴られるとか…ぁぁぁ…」


なんて考えてるうちに目的地へ着いてしまった

(コンコン)「だ、太宰幹部、Aです…」

(太宰)「嗚呼、入り給え」

A 「失礼します…」


(太宰) 「・・・・・・・・・」

…先程から黙ってるけどどうしたんだろう…?
も、ももももしかしてクビにするために色々方法を考えてるとか…!?


(太宰) 「君さ、何で此処に呼び出されたかわかるかい?」

A「わからないです…」

(太宰) 「今から言う通りにして。話はその後にするから。」

A 「は、はい…」

太宰さんに「壁の前に立って」と言われたのでとりあえず壁の前に立った。







ドンッ







A 「っ…」


目の前には太宰さん、後ろには壁。
つまり壁ドン…


(太宰)「君さ…私のことだいぶ避けてるようだけど…


A 「す、すみません…」

(太宰) 「嗚呼、勘違いしてほしくないのだけど、私は悲しいのだよ。好きな子に避けられるのが1番辛いからね。」


え…?今、太宰さん何て言った…?
聞き間違えじゃなければ「好きな子」って言ったよね…?え?


(太宰) 「A、私のことそんなに嫌いかい?」


A「嫌いじゃないですっ!」

(太宰) 「じゃあ何でそんなに避けるんだい?」

言葉が詰まってしまった…でも正直に言えば太宰さんのことは「避けてる」というより「避けてしまう」が正しい。だからこそ急に話しかけられてあたふたして何処かへ逃げてしまう。


(太宰)「…A、この際だから言うよ。好きだ…付き合ってほしい」

A 「…!わ、私もずっと前から好きでした…///」

(太宰)「有難う…これからも宜しく…///」ギュ

A「こちらこそ…///」



チュ


A「んっ…!?」

(太宰)「口開けて…」

A「んぅ…ん…ぁ…」


流石に苦しすぎて彼のシャツを掴むと離してくれた

(太宰)「ふふ…A、可愛い…」

A 「〜///太宰さんのバカ…」

(太宰) 「そんな事言ってるとまたしちゃうよ?ニコ」

A 「うっ…ゴメンナサイ…」

(太宰)「判れば宜しい!」ナデナデ



(太宰) 「でもまぁ…次、私にこんな思いさせたらこんなんじゃあ済まさないよ…覚悟しておいてね…」(耳元)





こんなんで良かったのか…?
今まで見る側だったんだけど書く側は難しいね…

中原中也→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:文スト , 双黒 , 短編
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水澪 | 作成日時:2018年1月24日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。