【銀魂】〜名前〜(神威)

第28話 ページ29

A、美花side









私が万事屋に帰って来て、１ヶ月









帰って来た私を見て、沢山の人が泣いて喜んでくれた









あれ以来、銀時は前以上に私を大切にしてくれている









『あっ！土方さーん！！沖田くーん！！』









銀時と団子屋でお団子を食べていると、道の先に3人を見つけた









山崎「いや俺は！？」









『あ、ざき、いたの？』









山崎「ひどっ！いたよ！？俺そんなに影薄い！？」









『あは、冗談だよ。3人だけで居るって珍しいですね。何かあったんですか？』









土方「んー……いや、なんでもねぇよ」









沖田「美花には教えてやってもいいんじゃねぇですかィ？」









『？』









土方「あぁ、そうだな。……実は、春雨第七師団の船が来週辺り地球に来るという情報があったんだ。だから下調べっていうか、まぁ、そんな感じだ」









銀時「相変わらず幕府の番犬は大変だねェ」









土方「うるせぇ黙れ天パ」









銀時「んだとゴラァ💢」









……春雨第七師団の船が、地球に？









神威に、会える？









そんな事を心のどこかで期待してる自分がいる









すぐに、自分に言い聞かせる









もう、会わない。会えない。









だって、私はもう、、、神威の仲間じゃない









銀時の敵が、神威









敵になるつもりもないけど、仲間じゃないんだ









神威とは、会わない、会えない、会ってはいけない









私には、銀時がいるから。









なのに、何でこんなに、泣きたくなるの？









銀時「………………………………」

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