第12話 ページ13
私が霧崎第一に入学して3ヶ月が経った
時折皐月とは連絡をとっている
クラスでも孤立する事無く過ごせている
理由はいくつかあった
高校入試、私は霧崎第一入学者の中でトップだった
入学スピーチをした事により
それなりに皆の中に良い認識があった
そして、バスケ部の一軍マネージャーになった
一軍マネージャーはマネージャーと言うよりも
補佐監督に近い存在だった
その為、中学の時のように妬まれる事はなく、
むしろ尊敬の眼差しで見られた
でも正直周りの目なんてどうでもよかった
花「A、来月の予定は?」
花宮先輩に話しかけられる
彼らは約束を本当に守ってくれていた
校内では《バスケ部レギュラーはAに依存している。手を出した者は潰される》
何て噂まで出ていた
『来月は休み少ないですよ。はいコレ、予定表です。あぁ、それと、ベンチ入りしてる宮本さんですが、やはり彼ではチームバランスが…』
花「あァ。俺もそう思ってた。Aが言うなら間違ってねぇな。」
原「A〜!!」
原先輩は勢いよく抱きついてくる
『原先輩、暑いです』
原「花宮〜Aがつめたい〜」
『原先輩、練習終わったらにしてください』
ぶーと頬を膨らませる原先輩
彼は私の頬にそっとキスをした
原「じゃー今はしょうがないからこれで我慢するわ〜」
そうニヤリと言って練習に戻って行った
一見5人と浮気でもしてるように見えるかもしれない
でも違う
変な関係ではあるけど、
ここが私の居場所なんだ
彼氏を作らない、5人と平等に
それが約束
周りから見たらとてつもなく冷たいチーム
それでも私にとってはどこよりも暖かい居場所
花「ったく……A、宮本に降格だっつっとけ」
『了解しました』
花宮先輩が本性見せてくれるのも、
学校では、バスケ部と私だけ。
他のマネージャーには絶対に見せていない
好青年をやってる彼を見るのは
あんまり好きじゃなかった
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まーさん - 狂ってるほどいい!真先輩たちめっちゃ可愛いと思ってしまった…最高でした! (2022年2月15日 22時) (レス) @page49 id: 7b4a2333df (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 続きが無いだと!?読みたいです!!面白かったです! (2020年1月28日 20時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - (^p^)さん» コメントありがとうございます!終わり方気に食わないので続編考えてますが内容が思いつかず(汗)出来次第お知らせします! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
(^p^) - いつの間にか終わってた…← (2019年9月26日 16時) (レス) id: cb3cd906f4 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 魔理沙だぜさん» コメントありがとうございます!!更新不定期ですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです! (2019年6月20日 0時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風花 | 作成日時:2019年3月21日 21時