第37話 ページ38
貴方side
〜翌日〜
教室に入ると佐々木君が松葉杖を着いていた
『佐々木君!?』
佐々木「あ…神崎さん。おはよう」
『おはよ…どうしたの?その怪我……』
佐々木「昨日あの後階段で足滑らせちゃってさ……はは、ドジだよね。俺」
佐々木君は自虐的に笑う
『サッカー……大丈夫?』
佐々木「……医者には3ヶ月で治るって言われたよ。けど…2ヶ月後の大会には出られない。悔しいな…」
『そう……なんだ……まぁ、次があるよっ!!』
佐々木「うん。ありがとう!神崎さん」
佐々木「(……階段で誰かに押されたのは……気の所為か?あの時……風花に近付くお前が悪いって聞こえた気がした……まさか……バスケ部?いや……神崎さんの為にここまでやるか?普通……)」
少し考え込んでいる佐々木君
『どうかしたの?』
佐々木「いや………神崎さんてさ、バスケ部で困ってる事とかない?例えば……脅されてる、とか?」
『急にどうしたの?何もないよ〜、バスケ部の先輩とは仲良くやれてるし!』
佐々木「そっか、ならいいんだけどさ……なんかあったら力になるから!いつでも言ってね!」
佐々木君は頬を赤らめて言った
放課後
佐々木side
勘違い……だよな?
バスケ部に押された、なんて……
佐々木「あれ…?タオル……どこやったっけな……教室か?」
忘れ物に気づき俺は教室に向かう
外からはサッカー部の掛け声
出たかったな……次の大会……
そんな事を考えて窓の外をぼーっと眺めてた
不意に後ろから声が聞こえた
原「佐々木君って、キミ?」
そこには、原一哉が立っていた
同中の先輩だった人だから知っている
ろくに関わった事ないけど。
佐々木「そうですけど、何か用ですか?」
俺がそう答えると原一哉は妖しく笑った
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まーさん - 狂ってるほどいい!真先輩たちめっちゃ可愛いと思ってしまった…最高でした! (2022年2月15日 22時) (レス) @page49 id: 7b4a2333df (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 続きが無いだと!?読みたいです!!面白かったです! (2020年1月28日 20時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - (^p^)さん» コメントありがとうございます!終わり方気に食わないので続編考えてますが内容が思いつかず(汗)出来次第お知らせします! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
(^p^) - いつの間にか終わってた…← (2019年9月26日 16時) (レス) id: cb3cd906f4 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 魔理沙だぜさん» コメントありがとうございます!!更新不定期ですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです! (2019年6月20日 0時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風花 | 作成日時:2019年3月21日 21時