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第9話 ページ10

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Aside

夜中
私はいつも通り、総悟が私の隣で私を抱き抱えながら眠りにつくまでずっと待っていた。ようやく寝たから、私も寝ようと、うとうとし始めた時、


ガバッ!!!!!!!!!!


総悟が勢いよく起き上がる。

「……総悟?どうしたの?」

総悟をよく見ると、びっしょりと冷や汗をかいて、

涙を流しながらカタカタと震えている。

「総悟?」

総悟「A……Aっ!!……」

総悟は震えながら私を強く抱きしめる

「総悟……大丈夫?怖い夢でも見た?」

総悟「……Aが……離れていく夢……姉上みたく、俺を1人置いていって……俺は1人……怖かったんでさぁ……」

震えながら、話してくれる

私は彼の震える身体をギュッと抱きしめる

「総悟。私、ここにいるよ。大丈夫だから、離れたりなんて、絶対しないから。」

総悟「……俺はAが離れていくことが、何よりも怖いんでさぁ……」

「うん、私も、総悟と離れるなんて、絶対やだよ。大丈夫。傍にいる。隣に居るから。ね?」

総悟は無言で首を縦に降った。

私を抱きしめる力は強くなっていた。

私は総悟の震える身体をもう一度抱き締め返し、

私達は、キスをした。

角度を変えて、何度も。

総悟が私の存在を確認するように。

総悟は安心できたのか、スヤスヤと眠りについて行った。それを確認して、私も眠る。


あぁ、総悟を1人にするなんて


何がなんでもできない


総悟の愛が日に日に深くなってる


昔と変わった事なんて、これくらい、だよね?

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風花(プロフ) - ちさりささん» コメントありがとうございます!あ、そうでしたね笑すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
ちさりさ(プロフ) - あのーミツバさんが総悟を呼ぶ時は総ちゃんだったはずです 間違ってたらすみません。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: 5a4d84d2f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風花 | 作成日時:2019年2月13日 17時

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