第10話 ページ11
……………………………………………………………
総悟side
夜中
『ばいばい』
待って……行かないでくだせぇ……
お前も俺を1人にするのか……
嫌だ……嫌だ……
他に誰もいなくていいから
お前だけいればそれでいいから
お願いだから……
お前だけは……
『………………』
Aが無言で走り去っていく。
俺の声に振り向かずに。
追いつけない。
どんなに手を伸ばしても
届かない。
嫌だ……嫌だ……嫌だ……嫌だ……
総悟「Aっ!!!!」
起き上がったそこには
いつもの光景が広がっている。
総悟「(……夢、か……)」
身体の震えが止まらない
隣で寝ていたAが起き上がる
「総悟……?どうしたの?」
俺は強く、Aを抱きしめる
俺はもう
こいつが居なきゃ
この先
生きられない
存在を確認するように
キスを交じわせる
Aは俺の愛を
受け止めてくれる
今も
昔も
これからも、ズット……
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風花(プロフ) - ちさりささん» コメントありがとうございます!あ、そうでしたね笑すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
ちさりさ(プロフ) - あのーミツバさんが総悟を呼ぶ時は総ちゃんだったはずです 間違ってたらすみません。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: 5a4d84d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風花 | 作成日時:2019年2月13日 17時