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第18話 ページ30

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Aside

局長室

「失礼します」

局長室へ入るとそこには、副長、局長、ざき、

ちとせがいた。

ちとせ「大丈夫だった!?」

「ちとせ、心配かけてごめん……」

ちとせ「なんでAが謝るのよ!傍に居れなかった私のせいよ……ごめんなさいね。」

「ううん!私なら、大丈夫だから!」

局長が口を開いた。

近藤「……今回は本当に申し訳ないと思ってる。俺の監督不行届だ……」

「い、いえ!私の注意力不足です……ご迷惑掛けて、ホントにホントにすいませんでした!!」

土方「迷惑なんかじゃねぇよ。俺らの方こそ、怖い想いさせて悪かった」

近藤「それで、思い出したくない事だろうが……昨日の話を聞かせてくれないか」

「は、はい……え、えと」

総悟「コレでさぁ。」

私が少し震えてるのに気が付いたのか

総悟が先に動いてくれた

総悟が出したのは、昨日の私を撮っていた
アイツらのカメラ

総悟「これにアイツらのした事が映ってやす。見てくだせぇ。」

土方「いいのか?見ても」

総悟「構いやせん」

局長が再生ボタンを押した

私の嫌な記憶が蘇る。体が震えだした。

総悟はそれに気づいて、

総悟のイヤホンをポッケから取り出し、

私の耳につけて、皆が動画を見ている間、

私を抱きしめていてくれた。

何も見えないように。聞こえないように。

総悟はもうビデオを見たらしい。

苦痛の表情をさっき浮かべていた

動画が終わった頃の皆の顔は青ざめていた

重い空気の中、局長が口を開く

近藤「……改めて、本当に申し訳なかった……傷つけてしまったな……すまなかった。」

総悟「A、目を瞑れィ」

「総悟?う、うん、分かった。」

総悟に言われる通りに目を瞑る

総悟「これを見てくだせぇ……」

総悟の怒りの篭もった声が聞こえる

私の右袖を肩まで総悟がめくった

土方「これは……」

私の右腕には沢山の痣があった

総悟「これは右腕だけじゃねぇ、左も、脚も、背中も、身体中至る所にある」

総悟が私の袖を下ろす

総悟「目ェ開けていいぜィ」

「ん……」

土方「お前は部屋戻れ。後は俺達で話し合う。総悟は残れ。」

総悟「……ちとせさん、Aと一緒に部屋で待っててくれやせんか」

ちとせ「えぇ、もちろん。行こ」

私はちとせに連れられて部屋に戻った

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風花(プロフ) - ちさりささん» コメントありがとうございます!あ、そうでしたね笑すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
ちさりさ(プロフ) - あのーミツバさんが総悟を呼ぶ時は総ちゃんだったはずです 間違ってたらすみません。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: 5a4d84d2f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風花 | 作成日時:2019年2月13日 17時

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