検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:73,892 hit

第11話 ページ23

……………………………………………………………

ちとせside

話は数日前に遡る

総悟君が珍しく私に話しかけてきた

私は総悟君が好きだから、話しかけられた事に

期待してしまった

総悟「ちとせ、って言ったっけ。Aの仲良しなんですかィ?」

ちとせ「は、はい!」

総悟「実は、おねがいがありやす」

ちとせ「はい?なんでしょう」

総悟「今度、突撃当日、Aの傍にいてやってくれやせんか?」

ちとせ「はい?なぜ?」

総悟「あいつ、1人になると不安で泣いちまうんでさァ。そーいう命の保証がない日とかは。」

ちとせ「……分かりました。そんなにAが好きなんですね。総悟君は……」

総悟「ありがとうごぜーやす!あぁ、Aは俺の全てなんでさァ。」

私の目の前で、幸せそうに話す、私の好きな人

私と話しているのに、他の女の事を考えてる

けど、総悟君とAが幸せならそれでいい

私は約束通り、その日は女中の皆で飲むことにした

……話は変わるが、新しい女中がウチに入った。

彼女は内山みなみ、私の苦手ジャンルの女の子だ。

みなみは総悟君に一目惚れをしたらしい。

それからあの二人がくっついてるのを見る度

愚痴をこぼしている。彼女は何故か私の恋心にも

気づいているようだ。

みなみ「先輩はそれでいいんですかぁ?私、アイツより可愛い自信あるんで、総悟サン奪うつもり満々ですよォ?」

彼女は総悟君にいつも猛アタックをしてる。

総悟君はA以外に1ミリも興味ないから

スルーしてるけどベタベタとみなみはくっつく。

Aはそれを見ても何も言っていなかった

何故なら、総悟君はベタベタしてくるみなみを

突き放すと、Aを抱き寄せ、

総悟「俺にはコイツで充分でさァ」

と周りの人にもみなみにも見せつけるんだ。

私の目にもそれは入るから、

いつも、あぁ、諦めなきゃなと思ってる

早々諦められてないんだけども。

第12話→←第10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

風花(プロフ) - ちさりささん» コメントありがとうございます!あ、そうでしたね笑すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
ちさりさ(プロフ) - あのーミツバさんが総悟を呼ぶ時は総ちゃんだったはずです 間違ってたらすみません。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: 5a4d84d2f8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風花 | 作成日時:2019年2月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。