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第2話 ページ14

……………………………………………………………

Aside

花宮「あの、折り入ってお話があります…。えと、ここだとちょっと……」

「話、ですか?私に?総悟ではなくて?」

花宮「…えと、は、はい。裏に、行きませんか!」

「わかりました」

花宮さんはどこがすごく緊張していた。

「それで、話とは?」

花宮「あの……俺、Aさんが好きです!!」

「え!?」

花宮「その……Aさんが沖田隊長の彼女って事ももちろん知ってますし、どれくらい好きかも、見ていたんでわかります」

「………………」

花宮「それでも、あなたが好きです!沖田隊長と別れて付き合って欲しいなんて、言いませんから……だから…………」

「……だから……?」

花宮「俺と浮気しませんか?」

花宮さんに手を握られる。

真っ直ぐこちらを見て、卑劣な事でも

真剣に告げている

「……ごめんなさい……」

花宮さんはその言葉を聞くと手を握る力を強くした

花宮「いいじゃないですか、別に、別れろなんて言ってないんですから!浮気くらい、世の中皆してますよ!!だから!」

「いや!やめて!離して!」

花宮「どうして!!俺と沖田隊長の何が違うんですか!」

「総悟はこんな卑劣な事言わない!」

花宮「……わかってますよ!それでも貴方が好きなんです!お願いします!」

そのまま無理やり抱きしめられる

私は必死で抵抗した

けど、男の力に叶うはずもなく……

「いやぁ!助けて!総悟っ!!」

私は泣きながら叫ぶ。

花宮「知っているでしょう!今日沖田隊長はまた吉原出張ですよ。吉原なんて下劣な場所に何の抵抗もなく行く人ですよ!?俺でいいじゃないですか!」

「いや!!総悟……総悟!!」

その時だった。


『コロス』

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風花(プロフ) - ちさりささん» コメントありがとうございます!あ、そうでしたね笑すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
ちさりさ(プロフ) - あのーミツバさんが総悟を呼ぶ時は総ちゃんだったはずです 間違ってたらすみません。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: 5a4d84d2f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風花 | 作成日時:2019年2月13日 17時

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