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おっさん「にしても、まさかここに来る事になるなんてなぁ」
ネコ「宗教系?の学校なんだよね。どんな人がいるんだろ?」
オカマ「聞いた話だと、最強がいるんだそうよ」
リーダー「そうなのか?」
口々にくだらない話をしながら歩く四人。
四人が向かっているこの場所は東京都立呪術高等専門学校。
多くの呪術師を輩出し、任務の斡旋など呪術師のサポートをしてくれる日本に二校しかない高校である。
今回、四人がこの場所に来たのにはプロローグの案件のサポート要員として請け負ったからである。
そして、指定された場所に向かったのだが…
オカマ「…ねぇ、リーダー。見間違えじゃなければここ教室なんだけど」
リーダー「いや、ここであっている…はずだ」
ネコ「ふぉぉ〜!!生だ!生の高校の教室だぁ!!」
おっさん「ネコ、はしゃぐのは分かるが、少し静かにしろ」
四人が騒いでいるとガラッと勢いよく扉が開き、そこにはいかついおっさんがいた。
一級術師の夜蛾正道、のちの学長である。
夜蛾「どうぞ、入ってください」
そう言って四人を中へ通す。
そこには二人の学生がいた。
一人はグラサンをかけ、珍しい瞳の色に顔立ちも良かったが、ガラ悪そうな奴。
もう一人は優しげだが、どこか胡散臭い奴だった。
そして、四人は直感する。
あぁ、面倒くさそうな奴だなと。
相手もそう思っていることも知らずに。
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作者名:中ミカン | 作成日時:2020年11月23日 1時