6 新人くん ページ8
ぼーっとしていたらいつの間に授業も終わって、バイトの時間になっていた。
私は喫茶店で働いている。
レトロで昔ながらのお店なため地元のおじいちゃんおばあちゃんしか来ないのだが…
最近イケメンの新人くんがバイトに入ってきたせいか、それを見るために若い女の子も増えてきている。
それは別にいいんだけど…新人くんのファンなのかなんだか知らないが彼の仕事を妨げて話しかけるのはどうかと思う。
そして私に助けを求めるのをやめていただきたい。
そんな可愛い目線を送られては助けるしかなくなるでしょ！！
『すみませんお客様。申し訳ありませんが彼はあちらでの対応がありまして、お差し支えなければ私が注文を承ります。』
新人くんのファンである彼女たちには悪いが私が注文をとろう。
すると彼女たちは気分を害したのか、舌打ちをして店を出ていった。
ほんと不愉快だわ。
新人くん「…先輩。ありがとうございます！助かりました！」
私の手を握ってぶんぶんと手を振ってくる。
ほんと犬みたいだな。
『ちょっとわかったから。早く仕事に戻って。』
後ろに見えるしっぽと耳に笑いをこらえながら私も仕事に戻った。
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『お疲れ様でしたー！』
店長「はーい。気をつけてね。」
おじいちゃん店長に挨拶しながら店を出た。
新人くん「あ！先輩待ってください俺も一緒に帰ります！」
先を歩いていると、後ろから息を切らしながら新人くんが走ってきた。
『…え、なになに、あんた帰り道こっちじゃないでしょ。』
新人くん「今日助けてもらったんで…その、お礼に送らせてください。」
語尾が小さくなりマフラーに顔を埋めていく彼を見て
『途中までね。』
簡単に喜んじゃって可愛いな新人くんは…
無言な時間が続き気まずかったのか新人くんが話題を提供してくれた。
新人くん「先輩って好きな人いますか？」
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びんた(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます🥺🥺嬉しすぎてニヤニヤしながら見てました笑これからもマイペースに頑張ります！ (2月26日 20時) (
レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - ふぅ、好きです（は？）タルが…もう、もう！って感じですね（語彙力消失）これからもマイペースに頑張ってくだせぇ (2月26日 16時) (レス) @page16 id: 6844e2aa8f (このIDを非表示/違反報告)
びんた(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» ですよね笑ほんとに欲しいです笑 (1月9日 0時) (レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
本の世界にいきたい(プロフ) - 一家に一台タルタリヤwｗうちにも欲しいなｗｗ (12月4日 22時) (レス) @page10 id: 1975082612 (このIDを非表示/違反報告)
びんた(プロフ) - 手羽先さん» 下書き一切なく思いついたときに書いたものだったので上手く文章になっているか心配だったのですが、その言葉をきいて安心しました！今後ともご愛読よろしくお願いします！ (11月27日 20時) (レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びんた | 作成日時：2023年11月26日 2時
