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休み明け、体調が良くなった私は学校へ行った。
「あっ！Aやん！」
教室のドアを開けた瞬間、さながら犬のようにシャオロンが私の目の前に来た。
「熱治まったん？」
『余裕でね。もう大丈夫だよ』
「あー良かった〜」
いきなり倒れたからまじびっくりしたわ、と言うシャオロンの横に、トントンも居た。
『トントンも心配かけてごめん』
「ほんまやで、心臓に悪いわ…まぁ治ったんならそれでええ」
もう勘弁な、と言うトントン。相当心配をかけていたらしい。ほんと申し訳ない…
するとシャオロンがニヤニヤし出した。
「それで？A、何かあったか？」
『何かって？』
「家まで送ってくれたコネシマと」
『……何も』
「今の間なんやねん」
いや、何もなかったよね？ただ私が脳やられてコネシマにちょっと甘えてたぐらいだよね？うわなにこのパワーワード。
「お？お前ら集まって何してんの？」
「あ、おいシッマ」
ここでタイミングが良いのか悪いのか、コネシマが教室に入ってきた。
すかさずトントンが聞いた。
「Aが倒れた時、お前家まで連れてったやろ？あの後何かやらかしたか？」
「別に何もないけど……」
そこまで言って、コネシマは私の方を見て続けた。
「やらかしたといえば、そのまま流れでAの家に泊まったことやな」
「……え、」
「は？」
『誤解を生む言い方やめろ！！！』
ちゃんと事情は説明した。
．
はぁ、疲れた…
あのあと、説明はしたものの間でコネシマが変な言い方をするからすごい手間取った。
昼休みの弁当の前にトイレに行き、その帰り私は1人でため息をつく。
教室にさっさと戻ろうと足を早めた時、行先に女子生徒が見えた。
「Aちゃんだよね？来て」
『は、ちょっと、』
女子生徒はいきなり私の腕を引っ張って、走り出した。
私よりも身長が低く、パッと見かわいい女の子。たしか隣のクラスの。
そう思うと同時に、あることを思い出し嫌な予感がした。
だってこの子、よくコネシマのこと影で見てた子だったから。
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チャコ - 他の方との絡みもあって、推し多きワイには良すぎる…是非脅威とのやつも作って欲しいです (2022年1月18日 23時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
どぅるるるるるるぁん！！！ - 最後のハイ台無しで吹き出しましたw完結お疲れ様です！ (2021年3月28日 21時) (レス) id: 274ac26baa (このIDを非表示/違反報告)
屑。(プロフ) - 猫大好きさん» 検索避けされた方が宜しいですよ。 (2021年1月17日 19時) (レス) id: 60bae3dae8 (このIDを非表示/違反報告)
haru@ - 初めて小説で泣きました！いやあ〜コネシマめっちゃかっこいいなあ〜 (2020年12月19日 16時) (レス) id: afeb081e78 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - どうしよう泣きそう(´；ω；｀)つか母親の浮気相手許すまじ (2020年10月10日 16時) (レス) id: 783a9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤月セレン
| 作成日時：2020年1月16日 1時
