【鬼滅の刃】視界がうるさい。

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そして私が瞬きする間もなく。



___音の呼吸 壱ノ型 轟



目にも止まらぬ速さで派手野郎は氷室さんの頚を斬りつけた。同時に斬りつけられたところから爆発も起こるんだから謎だ。

見間違いかもしれないけど一瞬、ほんとに一瞬小さな黒い玉が見えた気がする。それを斬って、爆発が起こった……？



目の前に転がった生頚に『お、おおう……』となんとも言えない声を漏らした。

躊躇いもなく人を殺しやがった派手野郎にある考えが浮かび上がる。あ、あの……派手野郎サン、実の実は暗殺屋だったりします？

と、次は氷室さんに目を疑うことになった。

なんと氷室さんは夜の空に吸い込まれるように静かに消えていったのだ。



どどどうっどうなってんだこれ。人って死んだらこうなるんだっけ？つーか今何起きたの。秒で終わりすぎじゃね？？？

やべえ頭爆発する。

頭に疑問符を浮かべまくる私に派手野郎は振り向いてドヤ顔(殴りたい)で言った。





｢A、お前をド派手に俺の継子にする！！｣

『は？ツグコ？』

｢ド派手にな！！｣

『ねえツグコってなんだよ』

｢もう決定事項だからな｣

『こいつ……っ！！』





全然話聞かねーじゃん！！！

わざと私の事無視ってんの？そもそも私の話聞いてないの？

中指立てるか立てないかはそりゃあもう心の中で葛藤した。こんなのでも一応助けられるの2度目だしなくそが！





こうして、私の継子生活(強制)が始まるのであった。

何か知らないけど今すぐやめたい！！！




▽大正コソコソ話(しょうもない)

実は宇髄さんが夢主ちゃんの名前を呼ぶのは初めてだったり……。
あと27話で宇髄さんが言いかけてたことは継子にすることです。
そして夢主ちゃんは鬼の存在をまだ認知してません。

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