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地獄 ページ6

Aside
「「ありがとうございました」」
よし、20枚差…
甘「なんなんだよ!お前どんだけ強いんだよ…」
ゴゴゴゴゴ
甘「須藤先輩!無理ですよ!こんな強いなんて聞いてないです!」
須「甘糟!言い訳をするな!グラウンド10周!」
甘「へぇあ〜い」
ふっ
「あははははは!」
須、甘「!?」
「なんですかその変な返事!ぷっあはは!」
須「お前…笑うんだな」
「え?……」
須「さっきからずっと真顔だから変なやつだなって思ってたけど、気に入った、入部許可してやるよ、木梨、いやヒョロもいいよ」
ヒ、貴「ほんとですか!?」
「やったねーヒョロくん!」
ヒ「うん、ヒョロ呼び以外はね…」
「よろしくお願いします!須藤先輩!」
須「ああ」


部「ありがとうございましたー!さようならー」

はぁ…帰るの嫌だなぁ
でも部活、楽しかった!今までずっと一人でやってきたかるたを誰かとやれるなんて!

ガチャ
「た…ただいま」
母「うるさい!その高い声で喋るな!私は男の子がほしかったのに…なんでお前なんか…って言いたいところだけどぉ〜私、男の子の子供できたし?生まれたらお前とさよならできるんだって考えたらワクワクしてきた!だから許してあげる〜」
「え…?さよならってなに?ど…どういうこと?私、まだ高校入学したばっかりだよ?ど…どうやって生きていけば…」
母「うるせぇなぁ…人がせっかく気分良かったのにふざけんなよ…そ・ん・なお前にはお仕置きが必要かな」
ドガッ
「うっ」
バキッドガッ
「やめて…お母さん!」
母「これでとどめね、」
ゲシッッ
「あうっっかはっっ」
ポタッ
え?なにこれ…涙?なんで?私はもう感情なんて捨ててるんじゃないの…?
母「なに泣いてんの?ま、いいや!あースッキリした!つか早く仕事行けよ!お前がいるとムカムカするわ」
「はい…」
そうしてまた、地獄がはじまる

仕事→←謎



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作者名:えりか | 作成日時:2019年12月28日 0時

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