1日はあなたから始まる (ページ25)

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25日目ページ25

グクからの電話を待ってる時間さえ楽しい

グクはいつも最寄り駅から家までの約10分間電話してくれる。

グクが塾行く日は、塾に行く時の約10分間と、家までの帰り道の約10分間も電話してくれる。

やっと増加授業が終わって、部活があって、学校から最寄りまで1時間くらいかかるはずだから、

んー、7時くらいかなぁ。

なんて計算しながらまつ。

んー…

…

眠くなってきた。

……

ﾋﾟｺﾝｯ

はっ

グク［部活おわったー］

…きたっ

私が既読をつけるのと同時に着信音が鳴る

自然に口角があがる

緊張しながらもワクワクしながら応答ボタンを押す。

｢もしもし？｣

『もしもし！！』

｢笑笑笑

おーう笑｣

『部活おつかれさま笑』

｢さーんきゅ！まじおつかれたぁ｣

癒されるな

｢あっ今日話してくれてありがとな笑｣

！！

『いやこちらこそありがとう！笑』

｢電話以外であんなに話したのはじめてだな？笑｣

『だね笑』

｢だってAが話しかけてくんねーんだもんー笑｣

『はぁ？笑私のせいー？笑』

｢そーだよ笑｣

『グクからも話してよ！笑』

｢やーだね笑俺自分から女子にあんま話さねーし笑｣

『しらないよ！笑話してよー笑』

｢ハハッ笑うーそ笑今度話しかけるからー笑

な？怒んな笑｣

『っ！！…うん笑おこってないし笑』

｢あーー笑もーかわいーな笑

じゃ、そろそろ家だから切るな！ばいばい！｣

『あっうん！ありがとね！』

ドキッてしたのは好きだから？

あーもう全然わかんない