人間不信【ヒロアカ】 (ページ11)

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『……』

朝、いつもの時間に起きた

でも少し体がだるい

風邪でも引いたかと思いながら準備をした

ガチャ、とドアを開けると

切「よぉ！一緒に行こうぜ～！」

切島が立っていた

『……なんで、』

切「お前と話したいしよ！」

『そう』

そう言いカバンを持ち部屋から出る

切「あっ、待てよｯ！ …てか後ろから見ると爆豪と双子みたいだよな～」

『…あんなやつと双子とかぜってぇ無理だ』

切「文化祭で双子としてやってみねぇ！？」

『お前話聞いとったんかクソ髪』

切「…！やっぱおめぇ爆豪と双子…」

『じゃねぇよ！』

朝からイライラする

切「あ、それとよ、昨日のノートめちゃくちゃ分かりやすかったぜ！」

『…んでノートは？』

切「…多分上鳴だとは思うんだけど…」

そう言うと切島が上鳴を探しに行った

そのあいだ、俺は歩いて教室に向かう

＊

上「ごめんな爆雷～！マジでごめんｯ」

手を合わせて謝ってきた上鳴。
ノートが汚れただと。別に気にはしない

『大丈夫』

そう言いながら準備をし始めた

相「席につけー、今日も訓練だ。この地域を見回ってもらう」

『…』

相「バディはこの前と一緒だ」

「『クソかよ』」

この言葉が誰かと被ったような気がした

少し教室を見てると爆豪もｷｮﾛｷｮﾛしていた

あぁ、爆豪と被ったのか…最悪

相「じゃあ着替えて外に集合」

＊＊

『…』

爆「…」

外に集合し皆バラバラと見回りに行く

俺ら二人は無言

爆「……ヘマすんなよ」

『したことねぇよ』

爆「…お前どこ中だよ」

『……折寺』

爆「!?…は、？」

『折寺っつってんだろ』

爆「…お前居たか？」

『居たよ、お前とは違うクラスだったけどよ』

そう、俺は爆豪と緑谷と同じ中学だ

存在がまだ無かっただけ

爆「…初めて知ったわ」

そう言い爆豪は歩き出した

俺もそれについて行く

ふと上を見るとコンクリの板が落ちてきた俺の元に

『ｯ…！？』

ﾊﾞｧﾝｯと爆破して壊す

爆「なに爆破してんだよ！」

『うるせぇクソ』

爆「…それ、そのコンクリどうした？」

『降ってきた』

爆「んな事ねぇだろうがよ」

『あんだよ』

そう言いあいながら歩いてると敵(ｳﾞｨﾗﾝ)が出てきた

見た目からして硬そう…

鉄か…？

敵(ｳﾞｨﾗﾝ)は俺らを見ると大きな声を出し叫んだ