二百二十一話 組織Ｎｏ．２ ページ32
narration side
水族館から戻ってきた子供たちは、阿笠博士と毛利探偵事務所の下にある《喫茶ポアロ》に来ていた。そこに哀の姿はなかったが。
元「灰原はあんなに姉ちゃんのこと嫌ってんだ？」
水族館での哀の様子は、確かに普段の様子からは考えられないくらいには、変だった。
子どもたちが不思議に思うのも無理はない話なのである。
元太に同意するように不思議そうな声を上げた光彦がいい例だ。
光「今までになく、怒ってましたからね〜」
医務室に入るのに便乗しようとしたときの哀の鬼気迫った顔といったらない。
「博士もなんで怒っているのか知らないの？」と聞いてきた歩美に、困った顔をして「あぁ、そうなんじゃよ」と答えた博士。
なぜ怒っているかを知っているのはコナンと哀本人である。
阿「原因を訊こうとしても、具合が悪いと言って帰ってしまったからのぉ…」
光「歩美ちゃん、博士に聞いても無駄ですよ」
元「そうだぞ。博士はいっつも怒られてっからな」
光彦と元太の言葉に納得したらしい歩美が「そうだね！」と頷けば、博士はトホホ…とうなだれた。
が、すぐに「そうじゃった！」と顔を上げると、ジャケットのポケットからイルカのキーホルダーを取り出し、「これをコナン君から預かっとったんじゃ」とテーブルに置いた。
キーホルダーは、子供たちが遊んだダーツのお店でもらえるもので、コナンが係員によかったらと色を塗る前の試作品をあの女性の分にともらっていたものだった。
なぜ色を塗っていないのか聞いた元太に、コナンに聞いたが忘れてしまったという博士。
光彦はコナンに直接聞くとジトーっとした目で博士を見た。
と、そのときだった。
prrrr…
阿「おっ、噂をすれば、コナン君じゃ」
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スノーローズ(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おー！挑発の仕方が悪かった一影さんです。目が覚めたらそうこの中真っ暗でいつの間にか両サイドにバーボンとキールが... (2019年2月12日 18時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 確かにその挑発はダメだね、一影笑 一緒に頑張ろー← (2019年2月12日 18時) (レス) id: baf4e201be (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - しろまるさん» 返信大変遅れて申し訳ないです。すみません、バイトやら学校やらでバタバタしておりまして、学校もそろそろ終わるので、そろそろ更新できるかと思います。お待ちいただけたら幸いです。 (2019年1月26日 19時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
しろまる - おもしろいなーって思って読み進めていたら、ここまであっという間でした！いそがしいのでしょうか？またの更新楽しみにしてますね。 (2019年1月25日 1時) (レス) id: c9649c4db2 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 百九十ニ 「精子の声」→「制止の声」じゃないでしょうか？ 続き楽しみにしてます！ (2018年8月17日 18時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノーローズ x他1人 | 作成日時：2018年8月3日 13時
