二百六話 オッドアイの女 ページ17
松田side
高「警部！これが先程蘭さんから送られてきた写真です」
高木が目暮警部のデスクに駆け寄り、スマホの画面を見せる。
ついでに俺と班長、萩原ものぞき込んだ。
佐「通報によると、交通事故に遭った可能性があるとの事で…」
高木の横に立つ佐藤が言うと、警部は「交通事故か…」と顔を顰める。
目「今朝、大規模なモノがあったな。確か運転手が行方不明だという…」
佐「タンクローリーを巻き込み、高速道路から落下…変電所を破壊し、湾岸地帯を停電にしたってやつですね」
佐藤の言葉に顔を顰めた高木。伊達も同様の顔をしており、なんならこの場にいるやつ全員顰めっ面だ。
高「あれだけの事故だったのに、マスコミどころか我々にも正確な情報が来ていない…これって…」
佐藤は高木の言葉に頷き、警部を見た。
佐「調べてみる必要があるかと…」
警部がスマホの写真に目を落とすと、千葉が「目暮警部！」と駆け寄ってきた。
目「どうだった？」
千「捜査三課にも特に情報は入っていませんでした」
目「そうか…」
警部が肩を落とすのを見て、佐藤は「何です？」と訊く。
目「昨夜、警察庁に何者かが侵入したらしいって噂を聞いてな」
高「警察庁に？」
高木が目を丸くする。
高木の横にいた萩原も苦虫を噛み潰したような顔をし、伊達や俺と顔を見合わせる。
警察庁といえば、降谷やクロの所属先だ。
あの二人が動いていないわけはないが、警視庁に居るはずの諸伏とも連絡がつかないとなると、それなりの大事のはずなのだ。しかし…
千「でも、警視庁にはその情報が下りてこないんです」
情報は降りてこない。
千葉の説明に、高木は「どういう事です？」と警部を見る。
警部が首を横に振る。
目「何か大きな力が働いているのかもしれんな…」
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スノーローズ(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おー！挑発の仕方が悪かった一影さんです。目が覚めたらそうこの中真っ暗でいつの間にか両サイドにバーボンとキールが... (2019年2月12日 18時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 確かにその挑発はダメだね、一影笑 一緒に頑張ろー← (2019年2月12日 18時) (レス) id: baf4e201be (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - しろまるさん» 返信大変遅れて申し訳ないです。すみません、バイトやら学校やらでバタバタしておりまして、学校もそろそろ終わるので、そろそろ更新できるかと思います。お待ちいただけたら幸いです。 (2019年1月26日 19時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
しろまる - おもしろいなーって思って読み進めていたら、ここまであっという間でした！いそがしいのでしょうか？またの更新楽しみにしてますね。 (2019年1月25日 1時) (レス) id: c9649c4db2 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 百九十ニ 「精子の声」→「制止の声」じゃないでしょうか？ 続き楽しみにしてます！ (2018年8月17日 18時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノーローズ x他1人 | 作成日時：2018年8月3日 13時
