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40話 謎の女の子との共闘 ページ44

十四松side

え、この人誰?

?「天藍君、この人が青蓮?」

天藍「人っていうか妖怪ですよ、あってますけど」

青蓮「な、何なのよなんなのよあんた!!」

女の子は僕達がいる結界の前に立つと半妖です。

と言って何かを投げた。

青蓮「和歌術ッ」

追加攻撃で水の礫をぶつける。

青蓮「あぁあああ!!」

?「水龍の舞」

刃になった水が青蓮を襲い、浄化していく。

一「い、一体何が」

天藍「そんな事より…今の騒動を聞きつけて小妖怪が寄ってきました!!」

妖怪来ちゃった!?

ト「ど、とどっどうしよう!!僕戦闘向けの能力じゃないらしいんだけど!!」

一「はっ!?え、何それどういうこと」

カ「こういう事だ一松」

カラ松兄さんが水を小妖怪に向かって発射すると吹っ飛ばされはするものの消えない。

十「こうすかっ!?こうすかっ!?」

手に力を集中させると電気がビリビリとなってカラ松兄さんが水をふっかけた妖怪に向かっていく。

すっげえ!!電気出た!!

一「え?十四ま…うわっ!?」

ト「えなにあの紫のモコモコ!?」

天藍「毒性の煙ですね」

毒性の煙……一松兄さんすっげぇね!!

謎の女の子と、カラ松兄さんの水、保枠の電気と一松兄さんの毒煙でなんとか小妖怪を全滅させることが出来た僕達は疲労困憊でその場に座り込んだ。

ところでこの子は誰なんだろう……。

狐優紀「波城 羽実果…人間名は海堂 羽実果……カラ松君たちのクラスへの転入生だよ…」

振り返ると半身を起こしてこちらを見ている狐優紀ちゃんがいた。

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月9日 0時

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