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39話 結界の中で ページ43
一松side
海に落ちた古早がなかなか上がってこない。
結界の外に出ることができない僕達はハラハラしながら水面を見つめた。
数分くらいに感じる長い沈黙のあと、水面が動いたと思ったら、例の妖怪、青蓮で、どこにも古早の姿は無かった。
まさか、海の中で死んでしまったなんてことは……無いんだよね。
青蓮「大口叩いてた割には随分あっけないのねあの子」
あっけ…ない?
青蓮「今に海の中で死んじゃうわよ」
ト「そんなっ」
青蓮「あら、でも彼女しぶといわね……」
青蓮が結界に触ろうとすると弾かれる。
青蓮「術者が生きている限り彼女が解きさえしなければ展開し続ける結界」
古早が生きてる!!
青蓮「まぁ、結界の力も弱くなってきているしそろそろ時間の問題n…((?「さあ、それはどうだろうね〜?」…誰!?」
声のした方を向くと見知らぬ妖が天藍と一緒にいた。
天藍はびしょ濡れの古早の傍らにいて青蓮を睨んでいる。
うん、とりあえず一つ聞きたいんだけど、こいつ誰!?
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年7月9日 0時