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流石に彼をここに呼ぶとなぁ…… ページ43

Aside

コ「Aさん、一階落ち着こうか…」

A「私は至って冷静だよ?」

コ「急につねってくれない?とか聞いてくる人が冷静なわけないだろ」


ご尤もであるが、現実逃避をするには最適の方法である。
何かあったのかと聞いてくる彼。
答えるべきか…否か…。

しかし、残りの1人である彼と、この場にいる五人がきちんと会わない事には、彼らは本当の家には帰れぬし、歩美ちゃんたちなんか義務教育課程を修了しないまま成長してしまう。

赤井さんや安室さんは本業の方も仕事が溜まりに溜まってるんじゃなかろうか。
きっと彼らの世界の周りの人たちもひどく心配する。


A「……コナンくん、落ち着いて聞いてくれる?」

コ「そりゃこっちのセリフだよ…何かあったってことなんだよね?かしこまって言うってことは…」

A「うん、すごく重要、かつ、大事なこと。」


コナンくんは大真面目な表情に変わると私に続きを促すように頷く。


A「最後の1人……怪盗キッドが見つかったの」

コ「キ、キキッ……!?」


叫びかけたコナンくんの口を慌てて塞ぐ。
ここには警察関係者が二人もいる。
もしここに連れてきたとしたら必ずや逮捕されてしまうだろう。
証拠もなしに逮捕は不可能かもしれないが。


コ「で、あいつは今どこに…?」

A「多分最寄り駅から二駅くらいのところにいると思う…ネカフェとかにいるんじゃないかな…」


キッドがネカフェかよ……とか言ってるが、彼には今家がない。
君たち家があるだけ恵まれてるぞ。


A「私が探し出して引きずってでもここに連れてくる」

コ「Aさん時々滅茶苦茶変な事言うよね…(引きずるって…)」


さあ!話はおしまい!スッキリした!
私はそう言うと、コナンくんを連れて自室を出る。


A「お待たせしました!ご飯食べましょう!」


私がきっと、あなたたちを元の世界に返すから。もう少しだけ、待っててね。

黒羽快斗君ですよね?……いや、怪盗キッドさん?→←「コナンくん、ちょっとつねってくれない?」って言われた場合どうすりゃいいんだ?



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miku(プロフ) - いえいえこちらも小説で楽しませてもらってます! (2018年2月17日 2時) (レス) id: f71c9e39db (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - mikuさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!頑張ります! (2018年2月17日 2時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 面白いです!遅くてもいいので更新待ってます! (2018年2月17日 2時) (レス) id: f71c9e39db (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - 花憐さん» コメントありがとうございます。まだまだ未熟者ですが、そう言っていただけると嬉しいです。 (2018年2月14日 8時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
花憐 - はじめまして、続きが気になって仕方ないてす。更新頑張ってください (2018年2月14日 5時) (レス) id: df5350e1ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2018年2月13日 7時

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