バイトしてたら既視感のある人が目の前にいた...は？【名探偵コナン】【逆トリ】

自己紹介……する意味あるか？これ。 ページ10

Aside

私が作った料理をテーブルに持っていくと、それに気づいた様子の三人が目を丸くする。


A「雨も強くなっているし、雷もなっているようなので、よかったらどうぞ」

コ「お姉さん何でここまでしてくれるの？」

A「え？」


確かに、今日あったばかりの人達にここまでしていたら逆に変か。


A「久しぶりに近くに人がいるから……かな」

コ「え？」


特に他に理由はないから、嘘つけと言われるとちょっと困ってしまうのだが。
コナンくんはそんな私を拍子抜けしたような顔で見る。


A「そういえばお名前聞いてませんでした……私はAAです、来年度で高３になります」

コ「僕は江戸川コナン！探偵さ！」

安「安室透です」

赤「赤井秀一だ」


本当になんで僕がこの人とここにいるんですかねぇ！？なんて言葉に苦笑いのコナンくん。
理由は聞かずともわかるが敢えて黙っている事にする。
厄介なことになってはかなり困るからだ。


コ「Aさんはいつも一人なの？」

A「そうだよ」


数ヶ月前に両親が他界してから、妹たちは祖父母の家に預けているから。
なんてこと言ってしまうとしんみりした空気になってしまいそうだから言わないでおくが、私の口調から目の前の3人には何かしら悟られてしまったらしい。
つくづく恐ろしいや。頭のいい人達は。

なんでわかったの？→←どうしてこうなったんだったか。

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