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第7話ページ9

羽実果side
結構勢いよくぶつかっちゃったな。
赤いパーカーさんすいません。

結貴野「そう言えば皆さんすごく似てますけどご兄弟なんですか?」
?1「そっ、俺ら六つ子なの！」

六つ子…なんか桁外れな数が出てきた。
友達に聞いたのでも五つ子までだ。
五つ子も充分すごいけど。

？「あら？ニート達、お客さん?」

に、ニート!?

?2「家の前であったんだ、雨が降ってきたのでな少し雨宿りしてもらおうと思ったんだ」

この人口調がちょっと痛いよ?

松代「あらそうなの、はじめまして、松代と言います」
羽実果「小藤羽実果です」
結貴野「妹の結貴野です」

このお母さんすごく優しそうだな。

ていうか、さっきの雨でびしょびしょだ。
地味に寒い。

?3「うわわわわ、びしょびしょ!!!」
?4「ん、これ使えば」
羽実果「え、あ、ありがとうございます」
結貴野「何から何まですみません」

ていうか、名前も知らない人たちの家に入り込んでるんだけどいいの、これ。

?5「玄関寒いから上がるっす！」
?6「そうだね」

うわぁ、申し訳な。結貴野もすごく申し訳なさそうな顔してる。

お「そうだ！自己紹介しようぜ！俺おそ松な」
カ「フッ……カラ松だよろしくなカラ松girl」

唐突に自己紹介始まった!?

チ「僕はチョロ松ね」
?4「…」
チ「なんか言って!?一松!!!あ、こいつ一松ね」

ツッコミがチョロ松さんでさっきタオル渡してくれた喋らなかった人が一松さん。

十「ﾊｲﾊｲﾊｲﾊﾊｲﾊｰｲ!!!!!十四松でっす!!!!!5男！五男って何!?食べれるの!?」
ト「食べれないよ十四松兄さん、あ、僕はトド松ね」

元気がいいのが十四松さんでなんかあざとさを感じるのがトド松さん。

羽実果「羽実果です」
結貴野「結貴野です」

それにしても、六つ子、昔何かあったような。
まあいいや。←

十「羽実果ちゃん達やきう出来るっすか!?」
結貴野「キ、キャッチボールくらいなら?」
羽実果「出来なくもないかもだけど……」

運動音痴だからな私ら。

十「じゃあ今度やろう！」

決定してしまった。まあでも、出来ないこともないだろう。

いつの間にか雨は止んでいた。
松代さんと六つ子さんたちにお礼を言って帰路についた。