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第2話 ページ4

羽実果side
前を走る結貴野に腕を引かれ、通学路を突っ走る。
理由は簡単。

私が寝坊したから。

普段は六時に起きている私達だが、起きると結貴野は既に学校の支度を終えていて、時間を見ると七時半。

慌ててはね起きた私が、なぜ起こさなかったんだと怒鳴ると、何度も起こしたのに起きなかったのはあんたでしょ。と言われてしまった。

そう言えば五、六回肩叩かれたかも。

松のプリントがされた赤いパーカーを着た人の横を猛スピードで走り抜けて学校に到着すると8時50分。

完璧に遅刻である。

羽実果「うへぇ、間に合わなかった」
結貴野「何を当たり前の事言ってるの」

結貴野、吐く言葉にいちいち刺があるよ。
グサッときたよグサッと。

先生「小藤姉、何をボサッとしてるんだ、この問題を解け」

うげえ、当てられてるし。
どうやら私に傷心している時間はなさそうです。

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年4月29日 7時

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