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第21話ページ23

おそ松side
グルグルといろんな店を回る。

いろんな店とは言っても殆どがトド松が行きたい店だけど。
羽実果も結貴野も結構楽しそうだ。

二人なら結構こういうところに来てると思っていたがそんなことは無かったらしい。

学校も忙しくては、ここまで自由にいろんな店を見て回るなんてことはできないんだろう。

つーか重てぇよこれどんどけ買ってんだよトド松!!!
ざっと数えて20袋はあるぞこれ。

それでもなお店を見て回るトド松達。
まだ買うのか?

流石に腕がぷるぷるしてきた。
重量オーバーだ。

結貴野「おそ松さん大丈夫ですか?腕ぷるぷるしてますけど」

バレた。よりにもよって女子の結貴野に。

お「大丈夫大丈夫～」
結貴野「そうですか?あ、羽実果ちょっと待って～」

何とか誤魔化せたみたいだ。

結貴野が羽実果を連れて一つの店に入っていく。

小物屋?

数分後小さめのビニール袋を下げた二人が店から出てきた。

羽実果「お待たせしました、結構時間経っちゃいましたね」

時計を見ると既に３時。今から帰ると公園につくのは4時頃だろう。

結貴野「どうしますか?」
ト「う～ん、欲しいものも買えたし帰って公園に行こうか」

欲しい物って…全部兄ちゃんもたされてるんだけど。

こっから公園か……帰路につくのはもうちょい先だな。

そんなことを思って一つ溜息をつき、俺達はショッピングモールをあとにした。