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第20話ページ22

羽実果side
駅に着いたらすでに６人ついているというね。
本当にびっくりした。
今朝は結貴野が起こしてくれたから遅刻はないはずなんだけど。

慌ててLI〇Eの履歴を見る。
やっぱり遅刻はしてないんだけどなぁ。

結貴野「すみません、遅れました?」
羽実果「なんか皆さん早くないですか?」

結貴野に続いて６人に向けて言うとどうやら向こうが早くついてしまっただけらしい。

なんだ、ホッとした。

結貴野と一緒に６人の後について行く。

駅からしばらく歩いていくとオフィスビルやらファーストフード店の建物やらが途絶え、ショッピングモールが現れた。

今までこんなでかい建物見たことがない。
一言で表すならば“巨大”。
本当にでかい。

ていうか私と結貴野だけじゃ、こんなに大きいところに来る用事なんてできもしない。

だからなのかなんだか新鮮な感じだ。

結貴野「こんなでかい建物見たことないよ…」
羽実果「テーマパークかな?」
結貴野「どこをどう見たらテーマパークになんの」

だってでかいじゃん。

結貴野「言っとくけどでかい＝テーマパークではないからね?」

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