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第17話 ページ19

一松side
家でいつも通りにしていると、唐突に十四松が口を開いた。

十「羽実果ちゃん達といつやきうするか決めてない」
ト「前決めればよかったのに忘れてたね〜」

そういえば前にあった時に、そんなことを言っていた気がする。

この間会ったのに約束しなかったなら野球をするのはかなり先になるだろう。
こっちは連絡先を知らないのだから。

ト「あ!!!そう言えば僕この間、羽実果ちゃんとLI〇E交換したんだった!!!」
お「はぁ!?おま、いつの間に!?」

聞いてない。言えよそういうこと。

ていうかトド松がLI〇E交換したんだったらチョロ松兄さんと十四松は知ってたってこと?
僕らだけ除け者じゃん。

チ「じゃあ羽実果ちゃんに聞いてみてよ、いつ野球…というかキャッチボールするか」
ト「わかった」

トド松がスマホに何やら文を打ち込んでいく。

数分後、トド松の携帯の通知音がなった。

ト「きた!!!」

画面を見せられその場にいた6人が覗き込む。


トッティやっほー!トド松だよ!この間話していた野球……というかキャッチボールの件なんだけど、いつやろうか決めかねてるんだ、二人はいつ予定が空いてるかな?

羽実果そうですね、明日なら多分大丈夫です


二人とも学生だからやっぱり忙しいよね。

ト「う〜んでもぼく明日お出掛けしたいんだよね〜」
チ「じゃあ買い物帰りに公園かどこかでやる?」

それが一番無難な意見だ。
二人には申し訳ないけどトド松の買い物にも付き合ってもらおう。

ト「わかった、じゃあそう言っとくね」

心底めんどくさそうな声を出し、トド松がLI〇Eを送るとすぐに返信が来た。

内容は明日、楽しみにしていますというものだった。

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2017年4月29日 7時

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