６５ ページ37
･
･
貴女side
1箇所に留まっていてはいくら認識阻害眼鏡をかけているといっても気配を気取られてしまうので、屋上から、先程まで分身体がいた1年塔入口に移動する。
『に、しても、これはこれは……』
｢その1年は飛行師団が先に目ェつけてたんだぞ！！｣｢この1年は俺らと身体を鍛えたいって言ってんだ！！｣
｢おい！！ルシファンは見つからないのか！！｣｢見つかりません！！！｣｢位階ザインだからなぁ、、。｣
ギャーギャーワーワー
『阿鼻叫喚ですねぇ。』
この光景を作り上げる一端となった私ですが、ちょっと引いてます。
でも騒動も生徒会の登場ですぐ鎮圧する。
あ、入間達に何も言わずに爆発したからか私を探してる。
『ふむ。[アカリ]。これを入間達に届けてあげなさい。』
彼女の名を呼んだら私の頭上の空間に亀裂が入る。
そこから小鳥サイズに縮まったアカリこと、
──────フェニックスが出てきた。
たった今書き上げたメモを口辺りに差し出すと、嘴でつまみ上げフェニックス、否、アカリは入間達の所に飛んでいく。
｢何だあの鳥、！｣｢おいあれ！ルシファンの使い魔のフェニックスじゃ！？｣｢という事はルシファンも近くにいるぞ！！！｣｢探せ探せぇ！！！！｣
突如現れたアカリの姿に上級生方は廊下を走り抜けて行った。
入間達に届いたメモの内容は以下の通り───……
『＜捕まらないように私隠れるから、暫く別行動だね。
入間、師団見学頑張って！
くれぐれも、死なないように。ByA＞』
入間｢見学で死ぬの！！？？｣
アズ｢流石A様、やる事が予想以上です！！！ささっ、入間様！！A様の言伝通り師団見学へと参りましょう！！｣
クララ｢ゴーゴー！！入間ち！！｣
入間｢う、うん。(一気に不安になって来た……。)｣
──────……
入間達に手紙を届けたアカリは小鳥サイズのまま私の頭に乗っかる。
『貴女、出会った当初からそこがお気に入りですよね。』
アカリ｢ピーッピーッ！(A様の頭はとても眠りを誘うのです！！)｣
ピーピーと鳴くアカリの声は、私以外には鳥の声にしか聞こえない。
契約者である私以外とは喋りたく無いそう。
『ふふっ。今回はありがとうございます。よくやりましたね。』
頭から手に乗せ替えて顎をスリスリ撫でるともぞもぞと私の手に収まるアカリ。
気高い不死鳥とは、？
アカリ｢ピーィ…。(きもちーですぅ…。)｣
ふふっ、私の可愛い子。
･
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 381人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひのや(プロフ) - 名無しのメダカさん» ノリがいいメダカさんナイス過ぎィ！！作者の野望はいつか読者様方の横隔膜も破裂させることです()。野望達成のため夜更かしも程々に作者は寝ます。 (2月7日 23時) (
レス) id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのメダカ(プロフ) - ひのやさん» 返しにめちゃくちゃツボったでやんすっww、もう全然ご贔屓にさせていただきますよ。ゲッヘッヘ、これからも更新頑張ってもらうでやんす（悪ノリ） (2月7日 23時) (レス) id: 46b73a4ede (このIDを非表示/違反報告)
ひのや(プロフ) - きゅさん» ふぇぇええぇ、なんのことか、作者わかんなぁぁぁぁい。ふへへへへへへへへへぇ(ビブラートましまし) (2月7日 13時) (レス) id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
きゅ - えっっっっっっっ((アウトっすよ〜！！ (2月7日 13時) (レス) @page20 id: 58ff2b5437 (このIDを非表示/違反報告)
ひのや(プロフ) - 名無しのメダカさん» コメントありがとうございます！げっへっへ、いいんでゲスよ！是非今後ともウチをご贔屓にね、アイィ！！(キモくてすみません) (1月23日 18時) (レス) id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひのや | 作成日時：2023年7月4日 19時
