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ダリ先生に連れられて学校の中に戻る。
拷問部屋に直行でしょうか。
連れてこられたのは、
『魔歴準備室?』
ダリ「そ!僕の教室のすぐ隣ね!いつもは他の先生が使ってるんだけど、ちょっと貸してもらったんだ!」
どうやら血は流さなくて済みそう
ガララッ
部屋は思っているより綺麗で、巻物や本が多いからか多少の埃っぽさ以外に散らかったり等はしていなかった
準備室には大きなグレーのソファベッドが置いてあり、仮眠を取っていたのか机の上には珈琲と書類が置いてある
『先生。罰ゲームとはなんでしょうか?』
ダリ「んー、どうしようね?」
『?』
意味深な発言をしたダリ先生は無口頭で私と御自身に洗浄魔術とチェルーシルをかけた。
あと、多分施錠も。背後でカチャリと音がした。
動きやすいように着替えた体操服は長袖の私の好きなモコモコのうさ耳尻尾の寝巻き(長袖短パン)に早変わり。
色は茶色のうさぎだ
『あの、これは?』
ポーカーフェイスは崩さずとも内心大混乱。
何ですか?この私好みのモコモコ。貰っていいですか?
先生の方を見ると先生もVネックのスウェットとズボンでラフな格好。
ますます混乱する
ダリ「こっちおいで〜。」
『、?説明が欲しいのですが、』
ダリ「A。」
ダリ「おいで。」
私は抗議していた口を閉ざし、いつの間にかソファベッドに腰掛けるダリ先生の目の前に立っていて
『(あれ、いつの間に、?)』
ダリ「Aちゃん、これが罰ゲーム。ね?」
『は、い。』
ダリ「よし、ここ、座って?」
ギシッ、ポスり
私は思考に薄く靄がかかったかのようにすんなりダリ先生の言葉を受け入れ、先生の膝上に対面するよう座った
ダリ「ッおッと、隣にって意味だったんだけどなぁ、?」
『ッあ、すみませ』
ダリ「良いよ、そのままで。」
ダリ先生の言葉に思考を何とか動かし腰を浮かそうとするも先生の手が腰に回り、グイッと引っ張られまた先生の上に乗っかる。
太腿から感じる人肌の温度に微睡みながらも意識を保つ。
数度頭を撫でられ、心地いい感覚に陥った時、身体が横になっているのに気が付いた
『だり、先生?』
ダリ「駄目だよAちゃん、勉強頑張るのはいいけど、寝ないのは。」
『…あらあら、私、分かりやすかったですか?』
ダリ「僕レベルじゃないと気付かないよ。」
『それは、上々、。』
バレてたか…。
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ひのや(プロフ) - 名無しのメダカさん» ノリがいいメダカさんナイス過ぎィ!!作者の野望はいつか読者様方の横隔膜も破裂させることです()。野望達成のため夜更かしも程々に作者は寝ます。 (2月7日 23時) (レス) id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのメダカ(プロフ) - ひのやさん» 返しにめちゃくちゃツボったでやんすっww、もう全然ご贔屓にさせていただきますよ。ゲッヘッヘ、これからも更新頑張ってもらうでやんす(悪ノリ) (2月7日 23時) (レス) id: 46b73a4ede (このIDを非表示/違反報告)
ひのや(プロフ) - きゅさん» ふぇぇええぇ、なんのことか、作者わかんなぁぁぁぁい。ふへへへへへへへへへぇ(ビブラートましまし) (2月7日 13時) (レス) id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
きゅ - えっっっっっっっ((アウトっすよ〜!! (2月7日 13時) (レス) @page20 id: 58ff2b5437 (このIDを非表示/違反報告)
ひのや(プロフ) - 名無しのメダカさん» コメントありがとうございます!げっへっへ、いいんでゲスよ!是非今後ともウチをご贔屓にね、アイィ!!(キモくてすみません) (1月23日 18時) (レス) id: cd87d954a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひのや | 作成日時:2023年7月4日 19時