只今狐を狩り中です【合作】(続編) (ページ20)

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五十弐ページ20

心鈴side

気づいたら明け方になっていた

昨日のあれは、夢だったのかな

不思議と今日は、学校に行ってみたいと思った

心「お母さん。私、今日学校に行ってみるよ。」

母「心鈴…分かったわ。今お弁当用意するから。」

そして、私は約一週間ぶりに家を出て、学校に向かった

・

そっと校内に入ると、沢山の人達が話していた

だけど、少し様子がおかしい気もする

女4「あれ、神崎さん。久しぶりだね。」

あまり話したことは無かったけど、あるクラスメイトが話しかけてくれた

心「久しぶり。ねぇ、皆何について話してるの？」

女4「あ、えっと、実は……。」

彼女から聞いた言葉が、凄くショッキングな話だった

女4「私たちのクラスにいた、あのちょっと怖い女子の三人グループなんだけど。。影で誰かを虐めてるっていう噂もあったのよね。その彼女達が……昨日の放課後ー

最上階の階段から落ちて、全員後遺症が残る重症らしいの。」

心「……えっ……。」

正しく、私を虐めてきた彼女達だった

一人喋れる女子は、震えながらこう言ったらしい

女1「事故じゃない……私達は、何者かに追いかけられたの……階段を駆け降りようとしたら……黒い靄(もや)のようなものが…"笑った狐"のような形になって……それに驚いて、皆足を滑らせたの……う、嘘じゃない、本当なの！」

体全身が、震えた

これは、ワタシノセイ？