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なんてふざけあっているうちに地面が近付いてくる
『これは、ただリフトの余力に身を任せれば平気ですよ!』
「わっかりました!よっ・・・」
『ふふ、お上手です』
兄「おーおー、おっつんがナンパしてるぞ〜」
弟「ほんっとにもー!目が離せないんだから!!」
一足先にリフトを降りていた2人にヤジを飛ばされる
「うるさいわね!違うの!この子はえっと・・・」
『Aって言います。いきなりすいません!
一緒に遊びたいな〜なんて思ってるんですけど・・・』
兄「ふは、全然いいよ、むしろ教えるのがこいつじゃちょっと不安に感じてたとこ」
顎でクイッと弟者の方を指す兄者
弟「な!!ちょ!酷くない!?それ!!」
お「もう、僕、おついち、青い帽子が兄者、赤いのか弟者 よろしくね」
『はい!Aです!』
そんなこんなで始まったスキー教室
マンツーマン指導。僕はAちゃんに
『上手ですね!!何十年ぶりの人の動きじゃないですよ!!』
「ほんとー!?嬉しいな〜」
兄「Aはおついちの、扱いが上手だな」
『え、ほんとですか〜?』
「うるさいなぁー!Aちゃんも乗らないの!」
『へへへ〜』
弟「ねぇ、そろそろお昼にしない?」
兄「んぁー、もうそんな時間か、いいな食おうぜ」
「もちろん、Aちゃんも一緒に?」
『はい、ぜひご一緒させてください!』
フードコートのような色んなものが食べれる場所に入るとお昼時を過ぎている事もあり、ちょこちょこ席が空き始めている
『私、待ってるんで先買ってきていいですよ!!』
なんて言ってくれたからお言葉に甘えて、3人で席を立つ
3人であーだこーだ、言いながら各々で好きな物を買って席に戻る
兄「あれ、この辺だよな」
弟「Aちゃんいなくない?」
あれ・・・ほんとだ
『御三方〜?こっちですよー?』
少し先で手を振る小柄な女の子
兄「そう言うことかよ・・・」
帽子やゴーグル、ネックウォーマーを取ったAちゃんは素顔が見えていて、気付けなかった
「めっっっちゃタイプ。可愛くない?」
『あのぉ・・・買ってきていいですか?』
待ちくたびれたのか、僕らのとこまで来て問う彼女
「あ、うん、」
『先食べててください!』
そのまま横を通り過ぎて行く
声は静かで落ち着きのありそうなイメージだったけど、そんなイメージとは裏腹に
肩までの黒髪に赤色のインナーカラー
そんなギャップに勝手にやられる
兄「まぁ戻るか」
弟「だな」
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涼華(プロフ) - ロードさん!ありがとうございます!結局続編作りましたー!いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです!!笑笑URL乗せておくので飛んでみてください! (2019年2月3日 17時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます!まだ出てないですよね? (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります! (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか!?そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます!!笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらふぁー | 作成日時:2018年11月4日 11時