晴れのち 晴れ。 ページ28
『これからは助けてって言っていいんですか･･･？』
「もちろん」
『そばにいてくれますか？』
「離れたりしないよ」
『そう･･･ですか。よろしくお願いします。』
何に納得したなんて分からないけど、それでも僕がそばに、僕のそばに居てくれると思ってくれた、言ってくれたことに違いはなくて
弟「ン"ン"ヴン！」
兄「下手くそかよ」
ヘッタクソに咳払いをした弟者君
それを合図に抱きしめた手を緩めて、彼女の目を見つめる
「ちゃんと頼ってよね？」
『･･･はい、頑張ります。』
「よし、じゃ戻ろっか！」
1人立ちあがり、兄弟に催促する
弟「A歩･･･」兄「いーから行くぞ。」
僕の想いをくみ取ってくれた兄者は、弟者を連れて先に歩き出す
「僕達も行こっか」
と座り込んでる彼女を見る
『はい！』
なんて普通に立とうとするから、また 痛っ って。
『あっ、えっと』
どうしようか、なんて考えてる彼女が可愛くて。
クイクイ
と僕の人差し指を引っ張って
『か、肩を貸していただけませんか？』
「うーん、80点かな」
『ええ！？』
戸惑う彼女の脇と膝裏に手を通して
ひょいと持ち上げる
「お姫様だっこして！ だったら100点でした〜」
『な！そんなこと言えないし！降ろしてくださいよ！』
「だーめ、ちゃんと掴まってて？」
『恥ずかしすぎる･･･。』
「1人で歩き出すんじゃないかって思ったら怖かったよ 頼ってくれてよかった」
『だって･･･し･･････で･･･もん』
「んんぅ？何？ごめんよく聞こえなかった」
『だって･･･彼氏ですもん』
言い逃げならぬ言い隠れ。
僕の首に腕をまきつけて、鎖骨あたりに顔を埋める彼女
ちゃんと掴まれって言ったのは僕だけど･･･
「それは･･･反則じゃないかなぁ〜･･･」
戻った頃には後片付けは終わっていて、女子からは黄色い歓声が、男共からは ヒュー なんて冷やかしの声が入ったのは言うまでもない･･･
『恥ずかしすぎて死にたい･･･』
「それは僕が許しませんよ･･･お姫様？」
兄「おついち、それはきもい」
弟「右に同じく」
『右に同じく。』
「あ、あのねぇ･･･。」
END
＿＿＿＿＿＿
季節感とかガン無視です。
どうも作者です。
最近はTwitterで絡んでくれる方が増えて嬉しいです･･･
いつも読んでます なんて言って頂いて･･･有難いです。
リクエストなどあれば。
これからもよろしくお願いします！
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
