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意識して!12 ページ15






後悔はしてない?兄はあれからるぅと先輩と話してくれた。るぅと先輩は、るぅと先輩と、たとえ嫌われててもいいから。もう一度話がしたいと思った。




あれからなんとなくるぅと先輩に避けれてる気がした。友達でも先輩後輩でもいいから、また隣で笑っていたい。




せっかくお兄ちゃんが伝えてくれたから、必ず捕まえて、気持ちは伝えてお別れしよう。




そしたら、友達に戻ろう、そう決めた。
廊下裏の校舎窓にるぅと先輩が見えた。走れば間に合う、あっちは気づいていなかった。私は静かに、でも出来るだけ早く走って教室のドアを開けた。




『るぅと先輩!』




『逃げないでください!!!』




御願い…




『私は…』




御願い…




『るぅと先輩のことが好きです』




御願い…




『嘘じゃあないし、冗談でもありません』




御願い…




『でも、貴方の心の邪魔になるなら…好きな人がほかにいるなら』




ねぇ…先輩




『諦めるから…避けないで…』




ほかに何も望まないから




『友達になって、ください!!!』




戻りたい、あなたの隣で笑得る後輩に、友達に戻らせて欲しい。




「…A、?」




『…え?』




今、名前で…




「ありがとう、ございます。僕は最低なことをしたのにここまで追いかけてくれて…本当にありがとうございます。結論から言います。僕はあなたのことが好き…でした」




過去形、か。分かっていた。少しアタックできてると感じた時も確かにあった。その時いえば何も壊れなかったのかな。




「でも、僕は…僕も、叶わない恋をしました」




先生を好きになったらしい。
大人のその人は凄くかっこよく見えて、いつの間にか恋におちてて、その後に私の行為を知って少し揺れた時はあったけどやっぱり一筋だった、と。




「莉犬は全部理解した上で僕の頬を思い切り叩いてくれました」




…嫌な予感がした。足を動かそうとすると腕を掴まれる。その腕をそっと自分のほっぺあたりに持って微笑んだ。




「さぁ、叩いてください」




嫌だ嫌だと必死に手を振りほどこうとした。




「乙女心を踏みにじった最悪の悪者に」




「裁判を掛けましょう」




___もう結論は出ています。




「やってください」




その目は言っていた、御願い叩いてと。

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スズ(プロフ) - ころん先生とるぅとくんの話が見たいです!面白かったです! (2019年6月4日 19時) (レス) id: b86545f9d0 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - あきいろさん» ありがとうございます!たのしみにしていますね! (2019年6月1日 21時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
あきいろ(プロフ) - 涼音さん» 一応完結しましたので、暁のヨナの方中心に書いて参ります。その間間に時間が空きましたら書かせていただきます(●´▽`●) (2019年6月1日 18時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - ハッピーエンドありがとうございます!付き合った後とかも見てみたいです!よろしければお願いします! (2019年6月1日 17時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
あきいろ(プロフ) - り とさん» 初コメいらっしゃい!リクエストありがとうございます!HAPPYEND後日出しますね (2019年5月31日 23時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あきいろ | 作成日時:2019年5月2日 11時

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