生真面目王子に意識させたい！【るぅと】

意識して！ ページ2

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私の恋している相手は木鼠るぅと先輩。
鈍感で天然で、生真面目王子として有名だ。
生徒会にも入ってるし、すっごい真面目。




『おはようございます、るぅと先輩！』




「あ、おはよう。赤宮ちゃん」




うっ、苗字呼び…。
こっちは下の名前で呼んで意外とグイグイ言ってるのにどれだけ鈍感なんだ…。




『せ、先輩！何度も言うんですけど…下の名前で呼んでくれませんか！』




「うーん、でも赤宮ちゃんで慣れちゃってるし…」




『そこをなんとか！』




「か、考えときます…」




考えとくって12回目！！！




「じゃあこうしましょう？今度のテストで満点取れたらいいですよ」




『何でですか？！？！』




そんなの100パーセント無理に決まってるし！
ご褒美にした方が効率いいでしょう？と言ってるけど全っ然良くない！！！




「がんばってくーださい。………Aちゃん((ﾎﾞｿｯ」




『( 'ω')ﾌｧｯ!?』




耳元から声がした瞬間変な声が出て顔が真っ赤になったのがわかった。
るぅと先輩はいたずらっ子みたいに笑った。




「ふふふっ、あはっ、面白すぎっ笑」




私の恋している先輩は、天然タラシで鈍感で生真面目王子。
そして_______いつも斜め上

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