【鬼滅の刃】常識通じないタイプの鬼.弐【トリップ】 (ページ28)

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ゴジュウヨンページ28

少し走って狭霧山という所についた。

ここに居るのか。
鱗滝さん。

義勇さんと炭治郎くんの
第二の故郷って言っても過言ではないよねぇ。

しっかり明るくなってしまってはいたが
山に入ると木陰で
日差しはあまり強いわけではなく

まぁ普通の鬼なら死ぬけど
私には些細でしかない。

ちょっと暑いな、って感じ。

対策すりゃあいける。

「この先？」

「あぁ。すぐだ」

「そうか」

ちょっと緊張するなぁ。
実質初めましてだもんねぇ

義勇さんの鎹鴉がアポ取ってくれてるんだけど
私鬼なんだよなぁ。

禰豆子ちゃんの件もあるから
平気かなとは思うんだけど。

……ねぇこの段階で怖いこと思い出したけど言っていい？

禰豆子ちゃんが人を食べちゃったら
炭治郎くんだけじゃなくて
鱗滝さんと義勇さんも腹を切るんだよね？

鬼を連れるための責任として。
同門だから。信じているから。

……私は？？？？？？
アレッ？？私……鬼、鬼です。

義勇さん、鬼連れてる……

アノ……アノォ……
私も、人に危害加えたらこの3人死ぬ？？？？？
同門だしさ……

なんなら禰豆子ちゃんの責任追う人もいなくなるから
禰豆子ちゃんも？？？

おっと？？？？？

義勇さんそういえば手紙
『紹介したい相手がいる』みたいなのを……

ちょっっっと？？？？

責任ってそういう……ん？？？
認めたら……あれ？？
それ経由で……おや？？？

最終的に敵対する事になった時
この人たちに腹切らせるってことになる？？

私のせいで腹を切る人にこれから会いに行くってわけよね
どういう顔で、会えばいいかなぁ？？？

冷や汗が止まらないんだが。

「大丈夫か？」

「キンチョウデネッ！？チョットネ！」