Bad 36. ページ40
「家政婦雇いてぇ…」
作られた当時は真っ白だったモップは何回洗っても
元の白さには戻らないくらいどす黒い紅に染まっている。
そんなモップを掃除道具が詰まっている部屋に放り込み、
空き部屋を開ける。
そこには白い壁紙に似つかない黒の丸いテーブルが
部屋の中央にポツンと置いてあるなんとも殺風景な部屋だ。
そのテーブルに近づきテーブルの上にかかっている布を剥ぎ取る。
「…なつかし」
そこには調査兵団に入る前に仕事の報酬としてもらった立体起動装置だった。
もちろん、6年以上前のものだ。
性能も今のより衰えているだろうし、
整備しないと使えない。
調査兵団で使っていた立体起動装置は本部に置いたままだ。
いつも使っていた整備になるべく近づくようにしながら
トリガーの位置やらをそろえる。
さすがにブレードとガスの補充はしなきゃいけない。
どうやってパクるか…
「あ、多少はガス残ってんな…」
じゃ、本部まで慣らし程度で行くか。
6年ぶりの重さに少しふらつきながらもあの廊下を目指す。
「また…戻るかな…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
翌朝＿＿
No side
「…というわけだ。
彼女には気を付けるように」
「「「ハッ！！」」」
新兵の朝の練習時間、練習場では普通は見ない、
エルヴィン団長、ハンジ分隊長、リヴァイ兵士長が集まっていた。
団長が話した内容はある女性の話だった。
銀髪の彼女は壁外追放されていた極悪人だと。
その証拠にモブリットが連れてこられ、殺/されかけたと説明していた。
団長の話は真実だ、と思い新兵はその話を真剣に聞いていた。
しかし、ある少年は彼女の名前を聞いた途端、体を凍り付かせた。
「あ…？
Aさん…？」
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カルク(プロフ) - 菜央さん» ありがとうございます！頑張りますね( *｀ω´) (2015年1月7日 15時) (
レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - カルクさん» 頑張ってください！応援してます！ (2015年1月7日 2時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
カルク(プロフ) - 菜央さん» コメントありがとうございます！ 頑張って期待にお応えできるように更新します！ (2015年1月6日 22時) (レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - 気になる・・・ (2015年1月6日 4時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルク | 作成日時：2014年12月4日 20時
