Bad 2. ページ3
悪い、懐かしい夢をみた。
どうして今になってあんな、夢を…
今は何時くらいだろうか。
いつもは太陽の位置を見て、予想するのだが
あいにく、今日は雨だった。
それに、外に出るのも躊躇したくなるくらいの突風付きだ。
掘立小屋につけた窓から外の様子を伺う。
感覚的にはまだ早朝だろう。
ベッドに戻ろうともしたが、寝れる気がしないので
朝食を作る準備をしようとする。
そして、目に入ったのは、
1から2191までの数字の羅列。
これは6年間の日数を現している。
鉛筆を取り出し、2185の数字にバツをつけた。
壁内に戻れるまで、
あと
6日。
そう思うと、胸が高まった。
ようやく皆に会える。そして、
リヴァイにも…
ある日、
壁外調査を遠目から見ていると
エルヴィンが兵団をあの頃と同じように仕切っていたため、
団長の座は降りていないことになる。
怪我してなくてよかった。
もちろん、リヴァイやハンジも。
((ドシ…ィン ドシ…ィン
巨人か…
((ピィーーーッ
私は口笛を吹き、オオカミを呼び
海沿いにある掘立小屋に戻ったのだ。
「懐かしいな…」
壁外調査を見に行ったのは3年前が最後だ。
1回兵士に見つかりかけたことがある。
あの時はかなり焦ったものだ。
なぜ焦るかというと、
その兵士は見たことのない顔をしていたからだ。
私のことを知っているのは、6年前から調査兵団に所属していて
現在もなお生きている人のみ。
壁外に人がいたらびっくりして、
エルヴィンに伝えるに違いない。
もちろん、憲兵団にも。
そうしたら彼らは真っ先に私を殺/しにくるだろう。
憲兵団にとって、私は邪魔な存在だから。
それからは見つかるのが嫌だから行かなくなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
朝ご飯ようの、近くの森でとれたフルーツを頬張る。
もう、少し＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
さあ、帰る準備でもするかな…
必要最低限の荷物を袋に詰め、
晴れ上がった青空の下に出て、
食糧探しに出掛けた。
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カルク(プロフ) - 菜央さん» ありがとうございます！頑張りますね( *｀ω´) (2015年1月7日 15時) (
レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - カルクさん» 頑張ってください！応援してます！ (2015年1月7日 2時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
カルク(プロフ) - 菜央さん» コメントありがとうございます！ 頑張って期待にお応えできるように更新します！ (2015年1月6日 22時) (レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - 気になる・・・ (2015年1月6日 4時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルク | 作成日時：2014年12月4日 20時
