Bad 16. ページ17
((ガチャン！！
兵「壁外追放は明日の午前10時だ。
それまでここで大人しくしてろよ。」
ハハハと高らかな笑い声をあげて去っていく見知らぬ兵士共。
連れてこられたのは地下室。
汚い。
どうして…こうなった…？
悔しい。
私の見方はいない…？
哀しい。
誰か…
私を…
助けてよ…！
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＿
((ガチャ
…！！
まるで壊れたからくり人形のように壁にもたれかかって放心状態に陥っていた私は
”ガチャ”という扉を開く音で我に返り、身体を瞬時に起こし臨戦態勢を整えた。
これが殺し屋の身体能力というものなんだろうか。
そう考えると、自分がすごく憎たらしく思えた。
誰だ…ザックレーか…？
いや…兵士か…？
((カツカツ
近寄ってくる…
貴「おい…そこにいるのは誰だ…」
地を這うような普段だったら出ないような低い声を出し、
相手が出てくる場所を睨み付ける。
出てきたのは…
貴「！……リヴァイ。」
調査兵団兵士長、リヴァイだった。
貴「どうして…」
リ「あぁ、遅くなって悪かったな。
ザックレーと揉めていてな。」
なぜ…リヴァイがここに…？
それだけが疑問だった。
リ「なぜいるのかって顔してるな。
一言言いに来ただけだ。」
貴「…何。」
リ「お前が何もしてないことはわかってる。
だが…お前の判決を覆すことは…出来なかった。
すまない…
それにお前が殺/し屋だったという情報がどこから漏れたのかも
わからなかった…」
私のため…？
貴「…リヴァイは悪くないよ。
決まってしまったものも、知られてしまったものも仕方がない…。
腑に落ちないがな。」
そう。
決まってしまったし、知られてしまったんだから…。
リ「だろうな。
…だからカルク、
必ず犯人を見つけ出してやるから、それまで生きろ。」
貴「…！」
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カルク(プロフ) - 菜央さん» ありがとうございます！頑張りますね( *｀ω´) (2015年1月7日 15時) (
レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - カルクさん» 頑張ってください！応援してます！ (2015年1月7日 2時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
カルク(プロフ) - 菜央さん» コメントありがとうございます！ 頑張って期待にお応えできるように更新します！ (2015年1月6日 22時) (レス) id: 4fb59d232f (このIDを非表示/違反報告)
菜央 - 気になる・・・ (2015年1月6日 4時) (レス) id: ce2a0228df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルク | 作成日時：2014年12月4日 20時
