お正月おまけ話 ページ21
12月は終わったとは言うものの、まだまだ寒い1月上旬。
折角のお正月なので、皆で神社へ初詣に。
とは言っても何かがあっては怖いので、一応近所にある小さめな神社へと来ました
そこでふと、彼等の元いた場所では日本と同じような文化というか、風習はあったのかと気になり口にする
『皆さんの所では、初詣とかいう文化はあったんですか？』
sha「なかったで？何なら何時もと変わらんよ」
「な？」そう言ってシャオロンさんが他の皆に問い掛ければ、皆口々に思っていた事を話し出す
rb「そうやなぁ、全然気にしたこと無かったわ」
zm「でも一応、毎年1月1日は休みやったよな？」
kn「なってたな、あれ俺何でやろなってずっと謎やったわ」
そうやって次々と出てくる彼等の世界での話。
やっぱり違うところは沢山あって、きっと他にも数え切れない程あるのだろう
…彼等が当たり前に知っている事を自分も共感できないのが少し、ほんの少しだけ寂しいと感じてしまったり。
・
それから少し歩いて鳥居をくぐれば、小さめだが立派な拝殿が見えてくる
当然、初めてそれを目にした彼等はそれぞれが違う反応を示していた
zm「ｯご、ご主人様！あれ、あれなんなん！！」
rb「ぁ、ちょ、ぞむ！落ち着きや！」
sha「はぇ〜…何か、貫禄的なの感じるわ、」
kn「ホンマに。なんや変な感じ」
反応は違えど、みんな瞳がキラキラとしていて興味津々なのが伝わってくる。
その姿が何だか5歳児のようで、ぷふっ、と小さく笑みが零れてしまう。同時に可愛いとも思ってしまうのはきっと当然のことだろう
『これは拝殿って言って、お願い事するところ…？ですかね』
自分自身、詳しい訳でもない為確信は持てないが大雑把に言ってしまえば多分間違ってはいないはず
「ここにお金を入れるんですよ」と賽銭箱を指させば彼等の興味は直ぐにそちらへと向く
そんな姿を微笑ましく見ていれば、ちょいちょい、と服の裾が引かれる
誰だろうと見てみれば、先程まで一緒になって箱を観察していたロボロさんだった
rb「ご主人様、あれ、お金…入れてみたい、」
なんて少し言いづらそうに述べる彼。
きっと自分のお金じゃないからお願いしづらかったのだろう
私は財布から五円玉を人数分取り出せば、ロボロさんの掌に乗せた
『じゃあこれ、皆さんに配ってきて貰ってもいいですか？』
rb「ん！任せて！」
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こー(プロフ) - 桜の穂さん» わ、嬉しい…ありがとうございます！ (2023年2月1日 19時) (
レス) id: 716a448de3 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - メンヘラ具合とかがすごく好きです！疲れたらこのページを開いて癒されてます。これからも応援させていただきます！ (2023年1月23日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
こー(プロフ) - すずさん» わわ、ありがとうございます…短めになると思いますが書いてみようと思います！其方様も良いお年を (2023年1月3日 23時) (レス) @page20 id: 716a448de3 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します。楽しく見さしていただいてます！私はお正月のお話みたいです‼絶対見ます！良いお年を！ (2022年12月31日 22時) (レス) @page21 id: 24285b21f7 (このIDを非表示/違反報告)
こー(プロフ) - 瀬夢＠前世は勿忘草デス☆さん» 憧れとか恐れ多いですよ。。。ありがとうございます！途中放棄しないよう頑張って続けます！ (2022年12月19日 23時) (レス) id: 716a448de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こー | 作成日時：2022年2月9日 16時
