なかなおり ページ13
rb「ｯん、んへ、ご主人様は優しい人なんやなぁ」
ふにゃりと表情を緩める彼
先程の怯えた様子、縋るような様子とは打って変わって今は幸せオーラがムンムン
rb「すき、すき、ころしたいくらい大好き、」
…そうだった、可愛い見た目に騙されてはいけない。
危ない危ない、
ホント、どうしてこんなにも特殊な人ばかり家に来るのか。。。
『は、ははは…それはまた別の機会に…』
rb「…別の機会やったらしてもええの、？」
『いや、私がいいよって言うまでは禁止で…、』
「ぅ"〜、まあご主人様が言うんやったら我慢する、」とぐりぐり首元へ頭を擦り付けて来る
ロボロさんが動く度にさらさらと髪の毛が首にあたって擽ったい
rb「…ご主人様、」
『うん？』
急にそのぐりぐりタイムが終わると、抱きしめる腕に少しだけ力が加わった気がした
rb「もし、もしな？ご主人様がもう無理やーってなったら、最期は…最期は俺に言ってな、」
『……』
rb「あ、ごめん、なさ…ご主人様を怒らせたかった訳や、なくって、その、」
『あ、いや、怒ってるとかじゃなくて…私こそごめんなさい、』
大丈夫だから。そう言い乍ロボロさんの頭を撫でる
ダメだな、私がこんなんじゃ心配かけるだけなのに。
本当に怒ってる訳じゃない。そうじゃなくて、
『最期まで誰かと居れるんだなって思ったら、何だか嬉しくて。』
最期は一人だと思ってた
仲良い人が居ないわけじゃ無いけど、コロッと一人でいっちゃいそうだなって
「なんか暗くしちゃってごめんなさい」そう笑えばロボロさんは首を振る。そして、まるで一人じゃないと教えてくれるように強く、強く抱きしめてくれた
『ロボロさんは優しいですね』
rb「優しくなんかない。…勝手に遠くに行ったらアカンで、ご主人様を殺 すんは俺やから、」
『ふふ、はいはい』
こういう傍から見たら少し可笑しな会話も、慣れてきてしまっている私がいた
『よし、一旦リビング戻りましょうか！』
……
ん？？？？
声がしない、そう不審に思えばボンッと音がなりうさぎになったロボロさんがスヤスヤと膝の上で眠っていた
…安心したのかな、可愛いヤツめ。
そのままロボロさんを抱えリビングへと向かえば、あんな騒動(?)があったにも関わらず未だ夢の中のゾムさんと、あからさまに不機嫌そうなシャオロンさん、案外ケロッとしてるコネシマさんの姿があった
な ん か 気 ま ず
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こー(プロフ) - 桜の穂さん» わ、嬉しい…ありがとうございます！ (2023年2月1日 19時) (
レス) id: 716a448de3 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - メンヘラ具合とかがすごく好きです！疲れたらこのページを開いて癒されてます。これからも応援させていただきます！ (2023年1月23日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
こー(プロフ) - すずさん» わわ、ありがとうございます…短めになると思いますが書いてみようと思います！其方様も良いお年を (2023年1月3日 23時) (レス) @page20 id: 716a448de3 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します。楽しく見さしていただいてます！私はお正月のお話みたいです‼絶対見ます！良いお年を！ (2022年12月31日 22時) (レス) @page21 id: 24285b21f7 (このIDを非表示/違反報告)
こー(プロフ) - 瀬夢＠前世は勿忘草デス☆さん» 憧れとか恐れ多いですよ。。。ありがとうございます！途中放棄しないよう頑張って続けます！ (2022年12月19日 23時) (レス) id: 716a448de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こー | 作成日時：2022年2月9日 16時
