僕が君を (ページ4)

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「お邪魔します…」

颯「どうぞ～、ってか今日からここが家だからね笑笑」

綺麗…

シンプルな部屋。

結構広いな。

「お仕事…何してるの？」

颯「あぁ、カフェの店長をしてるんだ。」

「そうなんだ…」

凄いな…

私とは全然違う。

颯「着替えとかある？」

「少しなら…」

颯「そっか。明日買いに行こ。お金は俺がだすから。」

「いや、お金ならあるよ。」

颯「だめ。」

「え？」

颯「なんかやだ。俺のわがままだと思って？」

「わかった。」

なんか変なの。

自分で買えるのに…

それからお互いの呼び方を決めたりした。

私は颯と呼ぶことにした。

颯「お風呂はいってきなよ。」

「じゃあそうする。」

颯「あ、パジャマないでしょ？俺のだからでかいと思うけどこれ着て。」

「ありがと。」

こんなにゆっくりお風呂はいったのひさしぶり。

安心する…

「あがったよ～」

颯「/////」

「顔赤いよ？」

颯「そう？あ、風呂入ってくる！」

「はーい。」

颯へんなの。

まぁいいや。

髪を乾かしたりして寝る時間になった。

空いている部屋が私の部屋になった。

颯「ベッドとかはあるから明日必要なもの買いに行こうね。」

「うん。ありがと。」

颯「おやすみ。」

「おやすみ。」

ﾊﾞﾀﾝ、

…

「…」

寝れない…

やっぱり暗闇は苦手だな…

ホテルで寝るときは電気つけてるし、

暗くても誰かが近くにいないと寝れない。

寝付けないからベランダにでた。

綺麗だなぁ。

自分が余計汚れてみえる。

颯「なーにやってんの？」

「なんにも。」

颯「寝れないの？」

「うん。暗いとこが苦手なの。」

颯「一緒に寝る？」

「いや、邪魔になるでしょ笑笑」

颯「いやいや笑笑。大丈夫だから。」

颯にそう言われ、一緒に寝ることに。

あったかい…

颯「あったかいね。」

「うん。」

颯「おやすみ。」

「おやすみ。」

颯に抱きしめられながら眠りについた。

ひさしぶりに安心して眠りにつけた。