[銀ｰ魂]ただ天邪鬼､二人｡ (ページ41)

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四十話｢恋人に逃げられたくなかったら日頃の行いを改めろ｡｣ページ41

坂田side

翌朝､目が覚めた。

坂田｢ん〜……｡｣

起き上がって……部屋を見渡す｡

それからだ｡

坂田｢……Aは？｣

Aが居ねぇ事に気が付いたのは｡

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Aside

in鍛冶屋

『…10万円……ですか…｡』

鍛｢そうだね〜…もう粉々だし､
この鉄を溶かして打ち直して…ざっと
10万はかかるね｡｣

っお恥ずかしながら…

手持ちでそこまで持っていないんだ…！←

鍛｢にしても珍しいなぁ。
廃刀令のご時世で､しかもこんなに粉々に
なるまで使われてたとは…こんな刀は
初めて見たぜ｡｣

…これは形振り構ってられない｡

『日雇いバイトしてきます｡』←

鍛｢あ！ちょっと待ちな！ーー…！！｣

職人さんが何か言ってた気もするけど､

今はそれどころでは無い…！！

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坂田side

神楽や新八に聞いてみたが､

新八｢…逃げられましたね｣←←

神楽｢銀ちゃんのダメさにやっと気付いた
Aを褒めるべきアル｣←←

坂田｢嘘だろ…昨日までラブラブ
だったんけど？！｣←

嘘？やっぱ甘え過ぎた？？

銀さん引かれたの？！

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『…甘やかし過ぎたかな///』

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坂田｢…アハ…アハハ……｣

やべーよ銀さん生きてけねぇよ｡←

新八/神楽｢｢逃した魚は大きいですね｡/アルヨ｡｣｣

坂田｢追い討ちかけんのやめて？！｣

猿飛｢そうよ？銀さんは傷心中なんだから
皆優しくしないとダメじゃない｡｣

坂田｢テメェはいつから居やがった変態女｣←

猿飛｢っ傷心中でも罵倒は鋭いのね///
良いわ…もっとやりなさいよ！///｣←

坂田｢………はぁ…｣

……俺…お前がいねぇとほんとに

ダメなんだよ…A｡

ーﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ……ｶﾞﾗｯ

沖田｢すいやせーん｡A兄さん居やすか？｣

……兄さん､ねぇ…｡

新八｢あっ沖田さん…それがですね…｣

アイツはどれだけ人たらしなんだよ｡

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沖田｢A兄さんに逃げられた？
…そんな事する人ですかねぃ？｣

新八｢確かに｡銀さんと違って理由も無しに
ふらっとぶらぶらするタイプじゃないですし｡｣

神楽｢銀ちゃんと違って一途アル｡
何で銀ちゃんアルかおかしいと思ってたヨ｣

三人｢｢｢うんうん｣｣｣←←

え何この子達｡

結託して心抉りに来てる？

坂田｢……｡｣

…どーしよ俺…｡