二十四話「本当に大事だから不安。」 ページ25
Aside
それから一緒にお風呂入って、
一緒にご飯食べて…、
その間、銀時は手を繋いだままで。
『……静かだね。』
坂田「……そうだな。」
銀時は、不安な事があったら
俺の手を離さない。
『……。』
……俺だって不安だ。
傷付けちゃったかもしれないから…。
ーーーーーーーーーーーー
in翌朝
『……。』
坂田「……。」
…案の定、
新八「っ見損ないましたよ!アンタら!」
……翌日、新八君に怒られてしまった。
新八「…銀さん達がそうなら…僕も
辞めさせてもらいます。」
坂田「…辞めたきゃ辞めな。テメェも神楽も
こっちから頼んで来てもらってねぇよ。」
新八「……。」
『っ新八君』
ーピシャンッ…
……ごめんなぁ…神楽ちゃん…新八君、
君達の想いと、すれ違ってしまったみたいだ。
定春「……クンクン…」
坂田/A「『?』」
ー定春君が、銀時の着流しから
手紙を取り出したー
坂田「…ったく…目敏い野郎だなぁ。」
ほんとに…これで良かったのか…?
………。
ー今度は、俺が銀時の手を離せなかった。ー
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それから少し時間が経って、
長谷川さんのバイトの手伝いをしていた。
映画の呼び込みらしく、
『わー……』←
俺は定春君とエイリアン役で…。
………全く、身が入らない。←
長谷川「この茶番何?!
だから俺の言った通りにしようって
言ったじゃん!」←
『……。』
何でこんなことしてんだろ。
長谷川「もーいいから…A君!
旗持って!銀さん達は黙ってて!」
………。
定春君…大の方しちゃったし。←
長谷川「定春君、下の方も黙っててくれるか?
というかいつもの影の薄い眼鏡君と怪力娘は
どうした?」
坂田「…知らねぇよ。俺らだけで充分だろ。」
……。
清掃員「ちょっと長谷川さん社長が
呼んでるよ。それに無駄だよ呼び込み
したって…こっち来な。」
ー俺らは清掃員の女性に着いて行って、
テレビの前に来た。ー
『……ターミナル…?』
清掃員「本物のエイリアンが出たんだから」
…カメラが、そのエイリアンに焦点が合わさる。
俺らは走り出した。
『っ………』
神楽ちゃんがエイリアンと一人で
戦っていたから。
……身体は勝手に動いていた。
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作者名:珀 | 作成日時:2024年3月14日 22時